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TOP > メルマガ「週刊ビジスタニュース」
メルマガ「週刊ビジスタニュース」
●汗で服が背中にはりつく●
(2007/08/08)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
ビジネスの新しいスタンダード!
■■週刊ビジスタニュース■■   
●汗で服が背中にはりつく●
http://www.sbcr.jp/bisista/   2007.08.01配信分
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
毎週水曜日発行(5週目はお休みします)。

[Index] ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

1.逆叉鈍甲「Mr.ウォークマンの死」[特別寄稿]

2.成松哲「カネ持ち雑誌の欲望はどこへ向かうのか」[特別寄稿]

3.編集部の現場から
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

今号では、ライターの逆叉鈍甲さんに、ウォークマンの親とも言うべき
ソニーの故・黒木靖夫氏と、パルコ文化の立役者の一人である故・増田通二氏
を軸とした一文をご執筆いただきました。是非ご一読ください。

また、ライターの成松哲さんには、カネ持ち雑誌とその読者層について考察
したコラムをご執筆いただきました。「富裕層マーケティング」ってな言葉
も飛び交い、カネ持ちの中でもカテゴリが色々と生まれている現在を考える
うえで必読です。「ボボスやソーシャライツとは何ぞや」という方ももちろん
です。

『学者のウソ』(ソフトバンク新書)の著者・掛谷英紀さんのインタビューの
前編がアップされました。題して「『学者のウソ』をなくしましょう」です。
本と併せて、ひとつよろしくお願いします。
http://www.sbbit.jp/article/5796/


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■□ 1.逆叉鈍甲「Mr.ウォークマンの死」[特別寄稿]
■□ 
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7月12日、工業デザイナーで元ソニーの取締役の黒木靖夫の訃報が飛びこんで
きた。黒木は、「SONY」のロゴタイプの作成や、東京・銀座のソニープラザを
はじめとする世界各都市のショールームの開設、1985年のつくば科学博に出展
された巨大テレビ・ジャンボトロンのプロジェクトなど、ソニーが世界企業と
なっていく過程で、広告やデザインなどといったソフトの部分において重要な
役割を果たした。

彼が開発をリードしたウォークマン(1979年発売)にしても、「好きな場所で、
好きなときに、好きな音楽を聴ける」というその機能が新たな文化を創出し、
世界中に広まっていったという点で、ハードというよりもソフトとしての意義
が大きかったといえる。

ところで、ウォークマンとほぼ時期を同じくして、ソニーではコンパクトディ
スクの開発が進められていたが(オランダのフィリップス社との共同開発で、
1982年に商品化された)、それに没頭していた当時の副社長・大賀典雄は、
ウォークマンにはまったく無関心であったという。技術的には新しいものが
何もなく、「退屈」だというのがその理由である。

たしかに、ウォークマンのために新たに開発されたデバイスはステレオ・ミニ
ジャックぐらいであり、あとは既成技術を流用したものだった。それどころか、
ウォークマンは、既存のカセットプレイヤーから録音機能とスピーカーを
「引き算」してつくられており、むしろそこにこそ純粋に音楽を楽しむための
装置であるこの製品の新しさ、独創性があったといえる。

考えてみると、「引き算」をするという発想は最近の新製品にはなかなか見ら
れない。ウォークマンを送り出したソニーからして、ゲーム機であるはずの
プレイステーション3を発売するにあたって、AVやインターネットの機能など
を兼ね備えた点を強調している。新世代ゲーム機をめぐる各社との熾烈な競争
で、プレステ3が苦戦している原因には、その破格の高値もさることながら、
やはりゲーム以外に機能を「足し算」しすぎたこともあげられるのではない
だろうか。

いや、「足し算」型の発想は、何もプレステ3からはじまったわけではない。
ウォークマンもまた「足し算」型の商品となってから久しい。そのことに
最後まで抗ったのがほかならぬ黒木だった。ウォークマンにラジオの機能を
組み合わせることになったとき、彼は「それをウォークマンと呼ぶのはどう
か」と反対したという。

のちになると黒木は、ウォークマンの存在そのものについても否定的な発言
をしている。

《確かにウォークマンは大ヒットした。そして僕の年齢になると過去の自分
を肯定したくなる。だが、それではいけないと思っている。僕は最近、ウォ
ークマンからの脱却を考えているんです。たとえばエコロジーの問題を考え
ると、果たしてこれで良いのかと思うんですよ。大量生産、大量消費で、
このままだと我々は後世の人に軽蔑されますよ。人類がそれまで使ってきた
総エネルギーの一〇〇倍を二〇世紀最後の五〇年で使い切ってしまったとね。
そうした濫費の象徴的存在にウォークマンはなってしまった。だからウォー
クマンの延長上でものを考えては駄目だと思うんです》
(武田徹『メイド イン ジャパン ヒストリー』徳間文庫、1995年)

こうした反省から、黒木は1993年にソニーを退社し個人事務所を開設すると、
地雷除去のための透明な防御マスクを自発的にデザインするなど、消費市場
からは離れたところで製品を手がけることとなった。

黒木の業績はものづくりだけにとどまらない。たとえば、ビデオアーティスト
のナム・ジュン・パイクの活動を技術面でバックアップしたり、つくば科学博
の閉幕間際には、坂本龍一や浅田彰、ラディカルTV(原田大三郎と庄野晴彦
によるユニット)らに声をかけて、巨大テレビ・ジャンボトロンを使っての
パフォーマンス「TV WAR」を企画するなど、つくり手たちに技術や表現の場を
提供したということも特筆される。

ここで黒木とともに思い出されるのは、やはり最近亡くなった元パルコ会長の
増田通二(6月21日死去)である。増田もまた、パルコというファッションビル
に劇場を設けたり、あるいは読者投稿による雑誌『ビックリハウス』を発行
するなど、主に若い世代を対象にして表現の場を提供した。

もちろん、これらはパルコという企業のイメージ戦略の一環ではあった。だが、
増田は、その著書のなかで《演劇こそ、すべてのアートの根源であり、人生の
エネルギーの出発点である》(『開幕ベルは鳴った シアター・マスダへよう
こそ』東京新聞出版局)と書いているように、根っこの部分で表現(者)に
対する共感、畏敬の念を抱いており、パルコでの活動も単なる企業戦略以前に、
有名無名問わず人々が自由に表現できる場を与えようという純粋な思いがあっ
たように感じられる。

それは黒木も同様で、損得勘定とは関係なく、個人的にアーティストに惚れ
こんでいるがゆえに支援を惜しまなかったわけで、いわゆるメセナとは一線を
画している。

現在、“コンテンツ立国”の呼び声のもと、国や企業が表現者たちにカネを出し
たり、正規の教育機関を設けて才能を育てようという動きは出てきてはいる
ものの、黒木や増田のように、とりあえず場所や技術だけを提供して、あとは
好き勝手にやらせるという、気前のいいおじさんはすっかりいなくなってしま
ったような気がする。

ちなみに、増田は1989年にパルコ会長を退任し、黒木は1993年にソニーを退社
している。いずれもバブル崩壊前後のことだ。以後、両者とも亡くなるまで
企業から距離を置いて活動していたという事実は何だか示唆的である。

ひょっとすると、バブル崩壊後に各企業で行なわれたコストカットが、彼らの
ようなおじさんたちの出番を失わせてしまったのではないか? いくら景気が
よくなったといっても、相変わらず多くの企業が無駄を省くことに汲々として
いる現状では、気前のいいおじさんたちが活躍する場などもはや企業内には
残されていないのかもしれない。だとすれば、寂しい。


●逆叉鈍甲(さかまた・どんこ)
ライター。1976年生まれ。本名・近藤正高。今後はとりあえず、署名原稿では
このペンネームを使っていくつもりです。どうぞよろしくお願いします。
今月19日にはコミケにも参加します。詳細は以下で。
http://subhyon.g.hatena.ne.jp/
ブログ:Culture Vulture
http://d.hatena.ne.jp/d-sakamata/


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■□ 2.成松哲「カネ持ち雑誌の欲望はどこへ向かうのか」[特別寄稿]
■□
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先月中旬、テレビや新聞などで報道された、イギリスのバッグブランド
「アニヤ・ハインドマーチ」騒動。台風4号が本州に接近していた7月14日、
同ブランドが「I'm Not A Plastic Bag」=私はポリ袋ではありません、
つまり「ゴミになるポリ袋なんか持ち歩かないよ」というメッセージが
プリントされたエコバッグ(2100円也)を都内3カ所で限定先行発売した
ところ、数千人もの女性が殺到。警察が出動する事態に発展した。

さて、本稿のお題は「カネ持ち雑誌」だ。実はアニヤは、レザーのトート
バッグ7万円前後と、確かに価格は少々お高いが「カネ持ちブランド」という
ほど高級ではない。それに「普段ならちょっと買えないブランドバッグが
2000円で売っているから」と、大雨の中、朝も早よから銀座松屋前に大行列を
作ったり、結局買えなかったからといっては店員に「誠意ある対応を見せて
ください!」とヒステリックに詰め寄ったり、ヤフオクで十倍以上の値段で
転売したりするお客の根性は、まったくもってリッチではない。言っちゃ悪い
が、下流もいいところだ。

では、なぜこのエピソードを取り上げたのか?

前述のとおり、このバッグはエコバッグ。要はレジ袋の代わりに使う布バッグ
なのだが、マドンナや『パイレーツ・オブ・カリビアン』のキーラ・ナイト
レイ、スーパーモデルのケイト・モスらが、こぞって購入。このバッグを片手
に、雑誌のパーティスナップなどに収まったことから、全世界で人気が沸騰
した。また、ここ数年、アニヤだけでなく、ルイ・ヴィトンやエルメスなど、
価格的にはアニヤの数倍は当たり前のハイブランドも続々とエコバッグを発売
し、アニヤ同様「セレブ御用達アイテム」として、もてはやされている。

セレブリティと数千円の布袋の組み合わせは、一見、単なる「外し」のオシ
ャレに見えるが、彼女たちがエコバッグを手にする理由はそれだけではない
ようだ。

昨年はじめごろから、シロガネーゼ御用達の雑誌『25ans<ヴァンサンカン>』
(アシェット婦人画報社)に、たびたび「ソーシャライツ」なる人々が登場
するようになった。これは、同誌曰く「センスがよくて、品行方正、プライ
ベートでもビジネスでも、サクセスを手にした」社交界の令嬢のことをいうの
だそうだ。

彼女たちのご自慢のひとつが、社会意識と貢献度の高さ。ビジネスシーンで
成功を収め、社交界の華、ファッションアイコンとしてオシャレを楽しむだけ
でなく、福祉系NPO法人に多額の寄付をしたり、自らそのチェアパーソンを
務めたりと、チャリティ、ボランティア活動にもご執心なのだ。同誌でも、
毎月のようにニューヨーク在住の御曹司夫人(父親は投資顧問会社社長)、
パリ在住の香水ブランドオーナーらが、むしろ職場らしさの足りない整然とした
オフィスでカッコ良くビジネスしたり、チャリティ・パーティでグラスを
傾けたりする、その華麗なライフスタイルが取り上げられている。

ソーシャライツはその出自も問われるため、おそらくマドンナやキーラ・ナイト
レイ、ケイト・モスは、そのカテゴリには含まれない。とはいえ、エコバッグの
一件からも分かるように、ソーシャライツも含めた富裕層女子と、それに憧れる
面々の読むカネ持ち雑誌の間では「しっかり仕事も社会貢献もするホンモノ志向
の私」をプロデュースすることが、ひとつのトレンドになっているのは間違い
ないようだ。

ほんの数年前までカネ持ち(に憧れる人向け)雑誌は、裕福で、オシャレ。高級
外車を乗り回し、毎夜パーティに明け暮れる「セレブ」をこぞって礼賛。その
ド派手な暮らしぶりを特集していた。しかし、今やセレブは、パリス・ヒルトン
のように、ロクに働きもせず、世間を騒がせることをやらかしてばかり。「ワン
ランク上を目指す」カネ持ち雑誌読者が夢見る存在ではなくなってしまった
(雑誌を含め、メディア自身がセレブにかけたハシゴを外した面も多分にあるの
だが……)。そこで新たな憧れの対象として、ソーシャライツを用意。その社会
的な意識込みで模倣することで「セレブとは違うのだよ、セレブとは」とでも
言いたいのだろう。

一方、男子に目を向けてみても、やはり「ホンモノ志向」の富裕層が注目を
集めているようだ。

その代表格は「BOBOS」(ボボス)なる人種。これは、ボヘミアン&ブルジョア
ジーの略語で、ブルジョアジー(カネ持ち)でありながら、ボヘミアン(自由
人)のように振る舞う人たちのことをいう。

健康と環境を志向するライフスタイル「ロハス」の進化形として語られることも
多く、富裕層女子同様「ホンモノ志向」を美徳としている。従来の都市型ビジ
ネスエリート「ヤッピー」のように成金趣味に走るのではなく、自身の肥えた目
で本当にいいモノだけを選び取るのが、彼らのモットーだ。マクドナルドやMTV
のようなマスマーケティングに乗っかった商品を嫌い、オーガニックレストラン
で精進料理のような飯を食い、何を歌ってるんだかさっぱりわからないワールド
ミュージックを愛聴。ビジネス一辺倒ではなく、子育て(という創作活動)にも
積極的に参加するのが、その大きな特徴だ。世界各国が少子化対策に追われる
なか、子育てしたがるあたりは、エコバッグを手にする面々にも通じるメンタリ
ティだろう。

もともと、BOBOSは、語源からもわかるとおり、フランスで生まれたムーブメント
なのだが、ここ1〜2年で日本にも飛び火。この4月には、ついに、その名もズバリ
『BOBOS』(アールイーピー)という雑誌が刊行された。その創刊号の表紙は松田
優作。そして、本誌冒頭では、BOBOSを「既存の枠にとらわれず自分なりのスタ
イルを貫くことで台頭(中略)自由に好きなことをやり通すことと社会的に成功
すること、その両方を手に入れた情報時代の新エリート」と定義。そのアイコン
として、アップルコンピュータのスティーブ・ジョブズや、映画監督のスティー
ブン・スピルバーグを紹介している。

なるほど、わかりやすい。カネ持ちではあるものの、その気構えはあくまで
反体制。カジュアルに振る舞う人種を目指す雑誌なのか。

実際、誌面で紹介されているアイテムはアルマーニのニットジャケット十数万円
也や、アレキサンダー・マックイーンとプーマのコラボレーションスニーカー
3万円也などなど。確かに、同じ30代以上の富裕層をターゲットにした雑誌でも、
イタリアンクラシコのスーツをまとった各界著名人が妙齢の女優と表紙を飾る
『BRIO』(講談社)や、フェラガモのスリッポンシューズなどというド定番アイ
テムを素足に履くことをオススメする『LEON』(主婦と生活社)とは、少々毛色
が違うようだ。高級ながらも、あくまでカジュアル。そしてレアなのが、BOBOS流
なのだろう。

しかし、ちょっと待て! いつからアルマーニや、ジバンシーのデザイナーでも
あったマックイーン、そしてプーマは「肥えた目」で探さなきゃ見つからない
ホンモノのアイテムになったんだ?

また、前出『25ans』昨年12月号では「東京ソーシャライツの間で大流行! パー
ティを成功させる『贅沢ケータリング』」なる特集を企画しているが、誌面の通り
にホームパーティを開けば、ケータリング(宅配)業者がクルマで排ガスをまき
散らしながら、東京ソーシャライツのお宅に食事を届けることになる。かたや
エコでチャリティな自分にうっとりしておきながら、その一方でそれはない
だろう。

結局、カネ持ち雑誌と、その読者が目指す「ホンモノ」とは、選民意識を獲得する
ことなのらしい。(オレの考える)社会正義や、知る人ぞ知る(と思い込んで
いる)情報、アイテムを武器に「みんなとはちょっと違う私」になりたがる感じ
は、選挙権もないくせに、わけもわからず「政治が悪い」と声高に語り、同級生
がBOOWYや光GENJIに熱狂するなか、したり顔で洋楽(それもアメリカントップ40系
のベッタベタなヤツ)を聴いていた中学2年生のころの自分を見ているよう。なん
ともこっ恥ずかしいのは、筆者だけだろうか。


●成松哲(なりまつ・てつ)
ライター。ITライターとしてキャリアをスタートさせるも『週刊SPA!』誌にて、
アニメ作家・蛙男商会とともに「秘密結社鷹の爪団 独立愚連広報部」を企画・
構成し、『日経エンタテインメント!』にて毎月タレントブログをレビューする
など、絶賛迷走中。また、現在、某芸人がおよそイメージとは異なるジャンルに
ついて語り下ろす書籍の出版を企画中。
ブログ:三十路でアニメ
http://redhell.cocolog-nifty.com/misoji/


 ■━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━
■□ 3.編集部の現場から   瀧澤尊子
■□
■□ 〜『トットちゃんとカマタ先生の ずっとやくそく』〜
 ■━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━


本書は、女優・黒柳徹子さんと、医師・鎌田實さんの対談集です。
そしてある種、画家のいわさきちひろさんの意思を埋め込んだ本に
なりました。

企画の経緯や完成に至るまでは、話せば長くなるので省きますが、
本のコンセプトは“やさしさ”と“誠意”です。今の時代、こういう
青臭い言葉を聴くと、お尻がかゆくなる方もおられるでしょうが、
いろいろな社会問題が別個に検討される中、通底するのはそこしかない
だろう、との思いから、お忙しい二人に時間をいただき、対談形式で
原稿をまとめていきました。戦争、自分探し、子育て、地域格差、
教育、食育、健康、青春……実に多岐にわたり語っていただいています。

対談ということで、書き言葉に比べると軽やかな調子が多くなっています。
が、問題意識をもって読んでいただけばきっと、実にさまざまな事の本質に
ついて、二人の人生経験に照らした貴重な話が、そこここに溢れているのを
感じていただけるものと思います。

トットちゃんこと黒柳徹子さんは、トモエ学園という小学校の校長先生と、
「この学校の先生になる」と約束しました。しかし、戦争でその学校は焼失
してしまったのですが、それでも“子どものために”という気持ちを失わず、
ずっと奉仕の仕事を続けておられます。

カマタ先生は18歳のとき、岩次郎というお父さんと約束しました。「貧しい人
や弱い人のことを忘れない」と。お父さんが亡くなった今も、カマタ先生は
常に、この約束を人生の指針として活動しておられます。

「約束する」とか「約束を守る」ってことが、ものすごく軽んじられている
ように思える昨今、読者の皆さんには、人生を通して守っていくべき大切な
約束があるでしょうか? 是非本書をご一読いただき、下記の感想文ブログ
に、皆様の想いをお寄せいただければと思います!

【感想文ブログ】
http://blog.sbcr.jp/yakusoku/


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(編集後記)

忘月忘日 御世話になっている他社の編集のマイスターが、前に『興亡の
世界史』(講談社)を誉めてらしたのを思い出して、数冊購入。確かに
面白いなぁ。
http://shop.kodansha.jp/bc/books/koubou/

仕事に関係のある本や、その時どきの関心でつまみ食いっぽい読書にここ
しばらくなっていて、何と言えばいいのか、もう少し枠組みがでかい読書
もしなければと思っています。多少、時間がかかっても、一つの分野を
ざっくりと概観したり、流れの中で把握できる本を今年後半は読んでいけ
ればいいなと。

なので(?)、中央公論新社で現在刊行中の『哲学の歴史』も読みたく
なっています。書店で見た感じでは、この分野の本にしてはあまりかさばら
ないのもいいし、挑戦しようかな。歯が立たないかもしれないけど。
http://www.chuko.co.jp/zenshu/tetsugaku/

あと、『キリスト教史』(平凡社ライブラリー)もちょっと気になります。

忘月忘日 御世話になっている方から雑誌をお送りいただいたのですが、
上杉達也様と書かれて、私のもとに来ました。かなり嬉しかったですね、
タッチだ!

忘月忘日 Piper結成10周年公演『ひーはー』を本多劇場で観ました。雨
でびしょ濡れになりました。でも、そんなの関係ねぇ!じゃなくて風邪ひき
そうです。

忘月忘日 小村智宏氏の『未来への経済論』(弘文堂)という書籍を
ご恵投いただきました。ありがとうございます、拝読します。

忘月忘日 『メカビ』(講談社)が季刊になったそうです。マツシタさん、
頑張れー!
http://mekabi.weblogs.jp/blog/2007/07/07_4b18.html

忘月忘日 「ある編集者の気になるノート」さんのところで知りましたが、
ライブドアパブリッシングが再起動の模様です。
http://aruhenshu.exblog.jp/6604224/

忘月忘日 「知ったかぶり週報」さんがリニューアルされていました。
要チェックです。
http://www.sittakaburi.jp/index.php/2007/08/01/22/

                      (かんば)
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