◆図形の描き方、忘れていたらこの本をどうぞ◆

線分に垂線ををおろすことに始まり、黄金比の長方形の作図まで。知っていそうで思い出せない作図方法のリファレンスガイドです。CADの実務者だけでなく、専門学校生など、CAD製図の修得を目指している人にも必携のハンドブックです。


担当編集者より

すべてのもの作りの基礎は、２次元の単純な図形から３次元の立体モデルへと形を積み上げて行くことにあります。いくらCADアプリケーションの性能が優れていても、基本的な作図方法が理解できないと何にもなりません。私たちが生活していて出会う複雑な形状の物ものも、その多くが単純な図形が幾重に組み合わさってできています。しかし、その単純な図形を描こうにも、描き方をつい忘れてしまいがちです。ところが、図形の描き方をまとめた本は、皆無に近いのが実情です。中学や高校の参考書をひっくり返して探し出すか、理屈中心の幾何学の本で探し出すしかありません。そこで、登場するのが本書です。本書は、図形の描き方をすぐ知りたいとき、ちょっとめくって調べることができる手軽なハンドブックとして必ずお役に立つことでしょう。