「なぜ現代科学をもってしても地震予知はできないの？」「緊急地震速報は本当に有効なの？」「日本で一番地震が起きにくいのはどこ？」など、多くのリサーチ結果をもとに、いま本当に知りたい疑問上位50をピックアップ。これを読んで地震に備えよう！
現代科学でも地震はいつ起きるのか予測できません。
本書では地震が気になる人の疑問を独自のアンケートで集計し、地震のメカニズムや原因などの基礎的ところから、

●日本のどこに住めば地震に遭いにくいのか？
●緊急地震速報は実際どのくらい役に立つものなのか？
●どうして地震予測はいまだに実現しないのか？

など、すぐに役立つ身近な知識を紹介します。
第1章 四川大地震はなぜ起きた？
第2章 日本でいちばん地震が少ない地域は？
第3章 地震とはどんな現象？
第4章 生物は地震を予知する？
第5章 地震予知はなぜむつかしいの？
第6章 地震の情報は信用できるの？
第7章 津波警報は信用できるの？
第8章 これからどんな地震がくるの？
第9章 地震はコントロールできる？
第10章 首都圏（大都市圏）大地震はいつくるの？

■著者紹介
島村 英紀
地球物理学者。武蔵野学院大学特任教授。前国立極地研究所長。文藝家協会会員。
産経児童出版文化賞受賞『地震と火山の島国―極北アイスランドで考えたこと』（岩波書店）、日本科学読物賞受賞『地震をさぐる（国土社）』、講談社出版文化賞受賞『地球の腹と胸の内―地震研究の最前線と冒険譚』（情報センター出版局）、『地球環境のしくみ』（さ・え・ら書房）、『公認「地震予知」を疑う』（柏書房。講談社文庫より2008年秋出版予定）など著書多数。ホームページはまもなく130万アクセスに達する。
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