頭がいい子の生活習慣
なぜ秋田の学力は全国トップなのか?
学力テスト全国トップの秋田に学べ!
◎本書を実践すれば、子どもの学力は大きく伸びる!
全国の小学6年生と中学3年生を対象にした07、08年度の全国学力テストで、
秋田県は小6が国語と算数の全科目で全国1位、
中3も国語と数学の全科目で1~3位という全国トップの好成績だった。
通塾率が5割を超える首都圏、なかでも東京がトップになると思いきや、
実は秋田県が全国トップという意外な結果の背景には、頭のいい子が育つ生活習慣があった。
わが子にその習慣を取り入れることで、学力のみならず、人間力向上にもつなげる。
県内の小中学校を数多く訪れ、教育現場とその地域の事情に精通する著者が、その秘密を徹底的に解き明かす。
★こんな生活習慣が子どもの学力を伸ばす
◎早寝早起きなど、規則正しい生活を送る
◎朝ごはんを家族と一緒に食べる
◎あいさつをきちんとする
◎地域の行事によく参加する
◎授業中の態度がいい
◎塾にはあまり通わないが、家庭学習をよくする
プロローグ 2年連続トップで秋田の教育に注目が集まる
第1章 なぜ秋田の学力は全国トップなのか?
第2章 子どもの学力は食卓がポイント
第3章 あいさつが子どもの学力を育てる
第4章 親は子どもを褒めるプロになる
第5章 ポイントを絞ってルールをつくる
第6章 学力がアップする先生や学校とのつき合い方
第7章 規則正しい生活が学力を支える
第8章 先生との連携プレイで家庭学習を習慣化
第9章 読書が全教科の学力を引き上げる
第10章 これから重要になる活用型学力に注目
第11章 算数・数学も活用型を重視
第12章 地域の行事に参加し「交わる力」を育む
エピローグ もう一度、家庭─地域─学校の連携こそ学力アップの源
■著者紹介
阿部 昇(あべ・のぼる)
1954年東京生まれ。秋田大学教育文化学部教授。秋田大学教育文化学部附属小学校校長も勤める。専門は国語科教育学。全国大学国語教育学会理事。日本NIE学会理事。お茶の水大学大学院COEプログラム国語学力検査責任者。秋田県検証改善委員会委員長。秋田県内の小中学校を数多く訪れ、教育現場とその地域の事情に精通し、全国学力テストの好成績について独自の観点で分析を行っている。かつて茗溪学園中学校高等学校(茨城県つくば市)での教師経験もある。