SBクリエイティブ

次世代広告進化論

須田 伸:著者

影響力を失ったマスメディアと、「バカと暇人のもの」を超えられないウェブの間で、広告はこれからどこへ向かおうとしているのか。

「テレビCMが崩壊する」いう予言は民放各局や大手広告会社の赤字決算ですでに現実味を帯びてきている。広告・マーケティングにも投資対効果が厳しく問われる時代、不況の影響を抜きにしても、企業は広告という行為に対してますます懐疑的になりつつある。また、Webの世界では、Twitterに象徴されるリアルタイム化で、ソーシャルメディア=消費者の声がますます強くなっている。
このような状況下、はたして、「広告」には何ができるのか。「広告」の役割はどう変わるのか。

大手広告会社からネットメディアの世界に転じた著者が「マスメディアかウェブか」という二元論を超え、現在の広告が抱える問題を、多角的にあぶりだし、「マス」なき時代の広告コミュニケーション戦略を説く。

【目次】
Chapter1 まだ広告で「騙せる」か?
Chapter2 マスメディアとネットはなぜ嫌い合うのか?
Chapter3 発言する消費者は脅威か?
Chapter4 広告の成功法則は変わったか?
Chapter5 これから広告は何をすればいいのか?

■著者紹介:須田伸
サイバーエージェント クリエイティブディレクター。1992年株式会社博報堂入社。CMプランナー、コピーライターとして「ACC賞」「日経広告賞」「消費者のためになった広告コンクール」など数々の広告賞を受賞。1998年カンヌ国際広告祭ヤングクリエイティブ・コンベンションに日本代表コピーライターとして出場。2000年にヤフーに転じ、コミュニケーションサービス担当プロデューサーに。2002年よりサイバーエージェントに勤務。同社の企業ブランドを「アメーバ」に一新する。著書に『時代はブログる』(アメーバブックス)、共著に『次世代広告テクノロジー』(小社)ほか。

定価:1,760円(本体1,600円+10%税)

書籍情報

  • 発売日:2010年3月19日(金)
  • ISBN:978-4-7973-5586-4
  • サイズ:A5変
  • ページ数:216
  • 付録:-

サポート情報はありません。ご不明な点がございましたら、こちらからお問い合わせください。

著者紹介

関連商品のご案内

もっと見る

試し読み新着お届け

もっと見る