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酒場を愉しむ作法

自由酒場倶楽部:著者 / 吉田類:監修

贅沢な時間を100%愉しむ――大人の教えここにあり
会社の同僚と、古くからの友人と、ときには一人でふらっと訪れた先で見ず知らずの他人と、触れ合い、語らう酒場。全国の酒場を知り尽くしているからこそ語れる、酒場での振る舞いと嗜みには、奥深く、気付かされることが多い。簡便な新書スタイルで軽妙洒脱な文章とともに酒場のディープな薀蓄とノウハウを堪能でき、酒場での時間がより有意義になる”酒道のバイブル”。

1.まずはチェーン居酒屋から離れてみるべし
2.見ず知らずの者同士語らう
3.店は値段と味と雰囲気で吟味する
4.洗練されるのを拒むかのような店が狙い目
5.居酒屋にはウォーキングシューズで
6.軽い飲み物でも頼んで店内を観察
7.入店5分で場を掌握する
8.同行ふたり、同じ注文をすべし
9.いつものお酒と違うものを
10.お通しを注文のヒントにする
11.店主のお勧めを訊いてみる
12.注文したお酒が出てきたら「ありがとう」
13.見ず知らずの者同士で乾杯
14.酒場の喜怒哀楽
15.とにかく明るく飲もう
16.金をつくるな、友人をつくれ
17.愚痴を言うまい、こぼすまい
18.酒に思想を持て、ヴィジョンを描け
19.大声を出さずに心地良く飲む
20.服装は周りと打ち解けやすいカジュアルで
21.酒場へ向かう懐具合
22.酒の嗜み方
23.肴の選び方
24.燗か、冷か
25.雰囲気の愉しみ方
26.腕のいい料理人の見分け方(寡黙なタイプが多い)
27.酒場にふさわしくない話題
28.過度の卑猥な言葉は慎むべし
29.お客だからと店員に偉ぶるなべからず
30.間違いの注文でも受け入れる
31.会話のセンスを磨く
32.下町流立ち飲み屋の流儀
33.ガード下で朝酒
34.スーツ族を横目に昼酒
35.たまには人知れず夕時酒
36.独り酒のすすめ
37.気分に浸る
38.カウンターで飲む
39.旅先の酒
40.他人との壁をつくらない
41.ぬくもりを求めて
42.店を褒める
43.女性と呑む酒
44.閉店時間を守る
45.店を出るまでが酒場旅
46.適量を知る
47.はしご酒の流儀
48.二日酔いを防ぐ術
49.帰りがけには「ごちそうさま」
50.夜風を感じながら酒抜き

Column:
・人はなぜ酒場へ行くのか
・日本の酒場の歴史
・珍しい酒場の名前の由来
・わたしの酒徒
・野酒
・〆の一句

■著者:自由酒場倶楽部
監修:吉田類
酒場詩人。1949年、高知生まれ。仏教美術に傾倒し、シュール・アートの画家として活動、パリを起点に渡欧を繰り返す。後にイラストレーターに転身し、90年代からは酒場や旅をテーマに執筆を始める。俳句愛好会を主宰。酒場と酒場をめぐる人間模様をテーマにした著作多数。主な著書に『酒場歳時記』(NHK生活人新書)、『吉田類の酒場放浪記』(TBSサービス)など。

定価:803円(本体730円+10%税)

書籍情報

  • 発売日:2010年9月16日(木)
  • ISBN:978-4-7973-5672-4
  • サイズ:新書/1色
  • ページ数:160
  • 付録:-

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