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[Si新書]マンガでわかる量子力学

福江 純:著者

日常の常識では計りしれないミクロな世界の現象を解き明かす

日常の世界の理は、ニュートン力学や万有引力などのさまざまな物理理論で説明できる。ところがミクロな世界の現象は、量子論という複雑怪奇で込みいった理論でないと説明できない。そこで本書では、量子論の理解が一段ずつ深まった順に一歩一歩解説していく。

■目次:
第1章 量子論以前のミクロな世界-古典論の描像
第2章 ミクロな世界は非常識!-古典論の破綻
第3章 ミクロな世界は跳び跳びだ!-量子論の夜明け
第4章 ミクロな世界は2つの顔をもつ-波と粒子の二重性
第5章 2つあった正しい道-量子力学の完成
第6章 ミクロな世界は不確定で確率的!-新しい考え
第7章 身の周りは量子だらけ!?-量子論が支える現代文明
第8章 対称な世界-素粒子物理学の発展
第9章 時空と世界の理-量子論の将来
第10章 量子論的には月はそこにあるのか?-量子論のパラドックス

定価:1,210円(本体1,100円+10%税)

書籍情報

  • 発売日:2014年1月16日(木)
  • ISBN:978-4-7973-6252-7
  • サイズ:新書/フルカラー
  • ページ数:224
  • 付録:-

著者紹介

福江 純(ふくえ じゅん)
1956年生まれ。大阪教育大学教授。降着円盤や宇宙ジェットなどに関する研究の一方、天文教育やサイエンスデザインにも関心が高い。著書はサイエンス・アイ新書『宇宙はどこまで明らかになったのか』(編著)、『カラー図解でわかる光と色のしくみ』(共著)をはじめ、『輝くブラックホール降着円盤』(プレアデス出版)、『〈ゼロからのサイエンス〉カラー図解 宇宙のしくみ』(日本実業出版社)、『目からウロコの宇宙論入門』(ミネルヴァ書房)、『そこが知りたい天文学』(日本評論社)『光と色の宇宙』(京都大学学術出版会)など多数。

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