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冤罪の恐怖

大谷 昭宏:著者

人生を狂わせる「でっちあげ」のカラクリ

◎ 知ってほしい事実がここにある。

―― これは他人の悲劇ではない。 明日はわが身である。

ある日突然、犯罪者の濡れ衣を着せられる冤罪。

人生が狂い、被害者とその親族を不幸のどん底へと陥れる国家権力の暴走は、なぜこうも続くのか。

そこには司法の巣食う病巣ともいえる“でっちあげのカラクリ”が存在する。

事件記者として40年以上現場を追ってきた著者が、この国の司法が危機的状況に至った原因を検証し、冤罪事件の具体的な防止策を示す。

冤罪被害者たちの肉声も収録。

◎ 走り出したら止まれない「暴走権力」の眞相

・ 純朴な人、気の弱い人を狙い撃ち

・ 脅し、誘導し、揺さぶる

・ 作り話を思い込ませる

・ 自白させ、証拠を隠し、証拠を作る

――でっちあげにはワケがある。

序 章 証拠改ざんという“前科”

第1章 検察の焦りとおごり

第2章 徹底検証 4つの冤罪

第3章 明日はわが身――ある日突然、犯罪者に

第4章 悲劇を繰り返さないために

終 章 放置し続ける恐怖

定価:1,540円(本体1,400円+10%税)

書籍情報

  • 発売日:2011年2月25日(金)
  • ISBN:978-4-7973-6352-4
  • サイズ:四六/1色
  • ページ数:184
  • 付録:-

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著者紹介

大谷昭宏(おおたに・あきひろ)
1945年東京生まれ。早稲田大学政治経済学部卒。読売新聞大阪本社入社。以後、第一線の事件記者として活躍。大阪本社社会部警察担当、大阪府警捜査一課担当当時は数々のスクープ記事を執筆。87年同社を退社し、故・黒田清氏とともに「黒田ジャーナル」設立。黒田氏の死去に伴い、個人事務所「大谷昭宏事務所」を設立し、新聞・テレビ等でジャーナリズム活動を展開。テレビ朝日『スーパーモーニング』『スーパーJチャンネル』『サンデーフロントライン』など報道番組の出演多数。

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