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なまけ者でも無理なく続く77の健康習慣

米井嘉一:著者

カラダに良いこと、やるべきこと/やってはいけないことは、巷に溢れる情報で十分わかっている。わかっちゃいるけどできない/やめられないことが問題なのだ。それならば、できない健康法は捨てなさい。もっと気軽に「続ける」ことができる方法を紹介しよう。
多くのビジネスマンは、自分が不健康な生活を送っていることは百も承知。そしてカラダに一番良いこと、若さを保つためにやるべこきこと/やってはいけないことは、巷にあふれる情報で十分に分かっている。問題は、ハードルが高すぎて、分かっちゃいるけどできない/やめられないという事実だ。たとえば健康のために、毎日最低1時間は運動しろと言われても、あるいは水を1リットル飲め、1日30品目食べろと言われても、簡単にはできないし、どうせやらないでしょ? 100の効果のある健康法も、続かなければ効き目はゼロで意味はない。だったら、できない健康法は捨てて、医学的に2番目に望ましく、もっと気軽に続けることができる方法を紹介しましょう。

ポイントは3点。
1.お金をかけすぎない(×ジム通い、×健康器具、×健康食品)
2.時間をかけすぎない(健康至上主義になると時間的に続かないリスク)
3.1番を目指さない(完璧主義は日常生活と乖離してしまうリスク)

この3点を踏まえると、「健康的な生活を強く意識しすぎて続けられない」よりは、「ボチボチ健康に良い2番目の選択肢を選んで続けていく」ほうが、トータルではよっぽどアナタの健康をキープできる。カラダに一番良いことも伝えるが、むしろ「それが無理ならあの手この手」の2番目の選択肢に注目する。 

【目次】
1章 働く健康のために大切な、たった5つのこと
●水は1日に1リットル以上を飲む
→朝コップ一杯の水を飲むだけでOK
●睡眠時間はきっちり8時間を確保する
→自分の睡眠サイクルを作り6時間をキープ
●朝食はバランス良くしっかり食べる
→朝は果物だけでも「食べる習慣」が大事  …ほか

2章 仕事のための健康ルール(起床・オフィス編)
●朝は4時に起床する
→いつもより30分早く起きて、体にエンジンをかける
●オフィスへは自転車通勤に切り替える
→5階まではエレベーターを使わない
●ランチは外食せずに手作り弁当を持参する
→外食なら、ひとつの店、ひとつのメニューに固定しない  …ほか
<コラム>ジョギングはウォーキングより健康に悪い

3章 仕事のための健康ルール(退社・帰宅編)
●お酒は適量を守る
→飲むときは水とお酒を交互に
●就寝前にぬるめのお風呂にゆっくり入る
→シャワーで済ませるなら首の後ろを重点的に温める
●適正体重をキープするために運動をする
→毎日体重をはかる  …ほか
<コラム>抗酸化で体がサビるのを防ごう

4章 働くための食事術(基本編)
●食事は3食とも規則正しい時間に摂る
→欠食せず必ず何か食べ、後でどか食いしない
●毎食6種類の栄養素をバランスよく摂る
→1日3食、1週間の中でつじつまを合わせる
●食事は時間をかけてゆっくりと食べる
→食べる順番を工夫して糖化の害を防ぐ  …ほか
<コラム>糖化を防ぐことが老化防止になる

5章 働くための食事術(応用編)
●濃い味のおかずは薄味料理にする
→具を多くすることで減塩になる
●毎日、薬だと思って青汁や黒酢を飲む
→トマトジュース、レモンジュースでもOK
●良質の油を選んで摂取する
→トランス脂肪酸だけは避ける …ほか
<コラム>独身生活に終止符をうつ

6章 働くための健康週末ルール
●週末は運動などで積極的に体を動かす
→家事で体を動かす+外出する
●心身のリフレッシュのために旅行に出かける
→机上の旅行計画を立てる
●週末に引きこもらないために趣味を見つける
→三日坊主を趣味にする …ほか
<コラム>かかって免疫をつける――医者の風邪対策

7章 仕事の健康 救急編 こんなときあんなとき
●オフィスに着くと動悸が激しい。すぐ息切れする……
→自律神経を整えるために深呼吸
●すぐ風邪にかかってしまう。風邪がなかなか治らない……
→口呼吸をやめ、鼻呼吸にする
●オフィスで頭が重い。偏頭痛がずっと取れない……
→後頭部に蒸しタオルを当て、加湿器を使う …ほか
<コラム<健康にもイメトレが効く

8章 明日から変わるために本当に大切な6つのこと
●病は気から。現実を悲観しない
→ネガティブな自分を客観視する
●老いも気から。心を若く保つ
→まず見た目を変化させる
●ストレスを溜めないために感情をオープンにする
→感情が滞っていたらイメージの中で怒ってみる 

■著者:米井嘉一(よねい・よしかず)
同志社大学大学院 生命医科学研究科 アンチエイジングリサーチセンター教授 1958年東京生まれ。慶応義塾大学医学部卒業。慶応義塾大学大学院医学研究科内科学専攻博士課程修了後、UCLA(カリフォルニア大学ロサンゼルス校)留学。帰国後、’01年日本鋼管病院に総合病院では全国初となる「アンチエイジング(老化度判定)ドック」を開設。’05年同志社大学アンチエイジングリサーチセンター教授就任。日本抗加齢医学会理事。研究に従事しながらも「抗加齢医学」医療を実践する医師として、客観的データとノウハウを蓄積している。近著に『いつも元気な人の100の習慣』(ベストセラーズ新書)などがある。

定価:803円(本体730円+10%税)

書籍情報

  • 発売日:2012年3月16日(金)
  • ISBN:978-4-7973-6861-1
  • サイズ:新書/1色
  • ページ数:208
  • 付録:-

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