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5時に帰るドイツ人、5時から頑張る日本人

熊谷 徹:著者 / maki:イラスト

ドイツに27年住んでわかった定時に帰る仕事術

安倍政権が最重要施策のひとつに掲げている「働き方改革」が連日、マスコミで取り沙汰されています。
その狙いは、日本のビジネスパーソンの長時間労働にメスを入れ、生産性を向上させること。
この点で日本の先を行くのがドイツです。

ヨーロッパの経済大国として、経済を引っ張るドイツ。
日本より労働時間が短く、生産性は高い。なぜ、これが可能になったのか。

「この国のサラリーマンたちの労働時間の短さと、休暇の長さには驚嘆させられる」という在独ジャーナリストの著者が、その秘密を解き明かします。

■目次:
序 章 日本の働き方は改革できるのか?
第1章 なぜドイツは残業なしでも経済大国なのか?
第2章 国による厳しい監視が必要
第3章 残業よりも早い帰宅を評価する
第4章 ドイツの仕事は個人でなく会社につく
第5章 過剰なサービスを減らして時短を実現
第6章 働き方の意識改革

定価:880円(本体800円+10%税)

書籍情報

  • 発売日:2017年10月6日(金)
  • ISBN:978-4-7973-9086-5
  • サイズ:新書/1色
  • ページ数:168
  • 付録:-

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著者紹介

熊谷 徹(くまがい・とおる)
1959年東京生まれ。早稲田大学政経学部卒業後、NHKに入局。
ワシントン支局勤務中に、ベルリンの壁崩壊、米ソ首脳会談などを取材。
90年からはフリージャーナリストとしてドイツ・ミュンヘン市に在住。
過去との対決、統一後のドイツの変化、欧州の政治・経済統合、
安全保障問題、エネルギー・環境問題を中心に取材、執筆を続けている。
著書に「ドイツの憂鬱」、「新生ドイツの挑戦」(丸善ライブラリー)、
「あっぱれ技術大国ドイツ」、「ドイツ病に学べ」、「住まなきゃわからないドイツ」、
「顔のない男・東ドイツ最強スパイの栄光と挫折」(新潮社)、
「なぜメルケルは『転向』したのか・ドイツ原子力40年戦争の真実」、
「ドイツ中興の祖・ゲアハルト・シュレーダー」(日経BP)、「偽りの帝国・VW排ガス不正事件の闇」(文藝春秋)、
「日本の製造業はIoT先進国ドイツに学べ」(洋泉社)など多数。
「ドイツは過去とどう向き合ってきたか」(高文研)で2007年度平和・協同ジャーナリズム奨励賞受賞。

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