なぜ勉強するのか?

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『リング』の鈴木光司が説く勉強の本質!
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化学式を覚え歴史の年号を暗記することに、どんな意味があるのか、子どもに説明することができますか。

勉強することの意味を子どもにわからせるのはとても大切なことです。受験勉強がまったく無駄な知識の詰め込みだと思い込んだら最期、子どもにとって勉強は苦しみの対象となってしまいます。無意味なことの繰り返しは、過去において、一種の刑罰でもあったのです。

勉強することの意味を子どもから訊かれ、合理的に答えられれば、子どもの勉強に対するモチベーションは飛躍的に上がります。実際、著者の娘たちがそうでした。著者は作家になる前、塾の講師や家庭教師をした経験があり、子どもに勉強も教えましたが、同時に、勉強することの意味も徹底的に教えました。おかげで、娘たちに「勉強しろ」と叱る機会は一度もありませんでした。言われなくても、自主的にやるからです。

勉強して手にいれた知識そのものが役に立つのではありません。将来有効となる能力とは、「読解力、理解力」「想像力」「表現力」の三つです。数学や外国語、歴史、理科など、様々なジャンル、ようするに別角度からのアプローチを経て、この三つの力を養うのが勉強の本質なのです。

ほとんどの仕事はこの能力によって為されます。あるいは、子どもが成長して、大きな困難にぶつかったとしても、この能力が養われていれば、上手に克服することができるでしょう。

さらに、この能力は、小金を稼ぐためにのみ役立てるべきではありません。社会に貢献し、人類が進歩するための貴重な一助となるためにこそ、能力を高めなければならない、とそこまで言ってあげると、子どもの目は断然と輝き始めます。勉強へのモチベーションを高めるためには、明るい未来を提示することもまた必要です。

■著者
鈴木光司(すずき こうじ)
1957年、静岡県浜松市生まれ。慶應義塾大学文学部仏文科卒。90年、デビュー作の『楽園』(新潮社)が日本ファンタジーノベル大賞優秀賞受賞。その後、『リング』『らせん』『ループ』『バースディ』(以上、角川書店)が計800万部のベストセラーとなり、一大ホラーブームを巻き起こす。著作は世界20カ国語に翻訳されている。”文壇最強の子育てパパ”の異名通り、二人の娘を育て上げた経験から、政府の諮問機関「少子化への対応を推進する国民会議」や東京都青少年問題協議会の委員などを歴任。作家になる前、塾の講師や家庭教師をして子どもたちに勉強を教えた経験もある。








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