
怒矮夫風雲録
闇の覇者
映画化決定!! 2009年クランクイン!
ドイツでシリーズ累計120万部突破!!
ドイツ・ファンタジー文学賞 2年連続受賞の人気作品!
「はっきり言ってしまいましょう。これは怒倭夫(ドワーフ)版三国志です。
主人公は、劉備玄徳のように義理堅く、諸葛亮孔明のように知略に富み、その主人公を補佐する二人の戦士はまさに関羽と張飛!
架空世界「安息之地」では、三国ならぬ五国を築いた怒倭夫(ドワーフ)たちが、外敵から人々を守るため、鉄壁の構えを見せています。
そこに小鬼や妖魔が攻めてきて……。まさに風雲急を告げる展開です」
――「あとがき」より
◆著者プロフィール
丸楠 早逸(ルビ:まるくすはいつ)
1971年ドイツ生まれ。ドイツ文学と歴史学を学び、ザールブリュ
ッケン新聞で記者として働く。『ウルダート年代記』全6巻でデビ
ュー(ドイツ・ファンタジー文学賞新人賞)。本作ではじまる「ド
ワーフ」連作(既刊4巻)は120万部を超すベストセラーとなり、ド
イツ・ファンタジー文学賞2年連続受賞(2005年、2006年)という
快挙をなしとげ、ファンタジーファンの圧倒的な支持を得ている。
◆訳者プロフィール
1958年生まれ。上智大学、ケルン大学、ミュンスター大学に学び、新潟大学講師を経て、現在、和光大学教授。児童書を中心に、現代ドイツ文学の研究、紹介をおこなっている。おもな訳書に、『ファンタージエン シリーズ』(ソフトバンク クリエイティブ)『ネシャン・サーガ』『ミラート年代記』(ともにあすなろ書房)、『銀の感覚』(長崎出版)などがある。