ここ数年の芋焼酎ブームが一段落し、成熟期を迎えたいま、もう一度じっくりと芋焼酎を見つめなおし、本場・宮崎、鹿児島から芋焼酎の最新情報や魅力を全国の芋焼酎ファンの方々にお伝えします。
宮崎、鹿児島には、まだ全国的にはあまり知られていないけれども、原料や製法にこだわったり、蔵人たちが魂を込めて醸した美味しい芋焼酎がたくさんあります。
本書ではそうした知られざる銘酒１００本を厳選してご紹介しています。この中から、あなたのお気に入りの１本がきっと見つかります。
さらに、芋焼酎の奥深い魅力を改めて発見することになるでしょう。

●宮崎、鹿児島発！本場の通たちがうなる、知られざる銘酒１００本を大紹介！
●全国的に注目を集めている宮崎県の東国原英夫知事をはじめ、美味しい芋焼酎を醸すために常に挑戦を続ける蔵人たち、芋焼酎業界に携わる様々な方々へのインタビューを通じて、宮崎、鹿児島の芋焼酎の魅力に迫ります。
●芋焼酎の製造工程、美味しいお湯割りの飲み方など、知っておくとためになる情報をコラムなどで紹介。

【主な目次】
■第１章　宮崎、鹿児島発　芋焼酎のこれから
ブーム後の芋焼酎は今後どこへ向かっていこうとしているのか。宮崎、鹿児島両県酒造組合の方々にお話をうかがい、芋焼酎を取り巻く現状や展望について報告します。
・宮崎の芋焼酎が熱い！
・王道をゆく　鹿児島の薩摩焼酎
■第２章　チャレンジし続ける蔵人たち
今日よりももっと美味しい芋焼酎を造るために日々、創意工夫や試行錯誤を重ねる宮崎、鹿児島の蔵人たちのチャレンジ、造りへの想い、こだわりなどをお伝えします。
・金丸潤平さん　小玉醸造（宮崎県日南市）
・古澤昌子さん　古澤醸造（宮崎県日南市）
・落合一平さん　落合酒造場（宮崎県宮崎市）
・八木健太郎さん　八木大次郎さん　八木酒造（鹿児島県垂水市）
・大牟禮良行さん　大海酒造協業組合（鹿児島県鹿屋市）
・安田宣久さん　国分酒造協業組合（鹿児島県霧島市）
■第３章　オリジナルブランドを楽しむ２０本（入手ガイド付）
他との差別化を図るために、主に酒販店など自分たちの芋焼酎を造りたいという人たちが蔵と協力し、企画、開発した選りすぐりのオリジナルブランド商品２０本を入手ガイド付で紹介します。
■第４章　見かけたら絶対飲みたい２０本～レギュラー酒から超レアものまで～
地元の人たちが愛飲するレギュラー酒から、生産本数が少なく入手困難なレアものまで、焼酎バーなどで見かけたらぜひ飲んでみてはという逸品２０本を紹介します。
■第５章　本場の通たちがうなる６０本
宮崎、鹿児島、福岡の芋焼酎通と呼ばれる人たち６人にご協力いただき、彼らのおすすめする地元の通ならではの芋焼酎を各１０本ずつ選んでいただきました。
■第６章　インタビュー集・芋焼酎を語る
芋焼酎と関わりのある方々へのインタビューを通じて、芋焼酎の持つ独自性、可能性、味わい方などその深い魅力に迫っていきます。
・東国原英夫さん　宮崎県知事
・鮫島吉廣さん　鹿児島大学農学部生物資源化学科「焼酎学講座」焼酎製造学研究室　教授
・右田圭司さん　酒類総研グループ　代表
・石野麹さん　焼酎文化研究家
・深町広文さん　深町酒店　店主
・若松隆男さん　宝納酒店　代表