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つい口に出る「微妙」な日本語

濱田 秀彦:著者

その言い方は他人にどう聞こえているか

「ちょっとアレですが」「微妙」「諸般の事情により」…。誰もがつい口にしてしまうのに他人に言われるとちょっと気になる言葉とどう付き合うか? 企業内研修のエキスパートが日本語を話すすべての人に送る、可笑しくもためになるコミュニケーション改善指南。
意見を聞けば常に語尾には「かもしれない」がつき、評価を求めればいつも「微妙」。交渉ごとは「もしアレでしたら」で揺さぶって、不都合があると「諸般の事情」で煙に巻く。「逆に言うと」と前置きしながら同じ話を繰り返し、不平不満を待ち散らした後で「別にいいですけど」と言って黙る…。あなたの周囲にも必ずそんな人がいるはずです。いや、もしかするとあなた自身がそうではありませんか? 本書では、日常生活の中で頻繁に使われつつもよく考えるとちょっとおかしな日本語表現をクローズアップ。 社員教育研修のエキスパートとして活躍する著者が、何の気なしに使われてしまう「微妙な言葉」と、それが相手に与える印象を分析します。「こんな人いるいる」「私も言っちゃう」と、楽しみながらコミュニケーション改善のコツが身につくことでしょう。

<目次>
第一章:ハッキリしてください――不確実、逃げ腰、あいまいな言葉
第二章:往生際が悪い!――未練がましい言葉、言い訳の言葉、捨て台詞
第三章:何様のつもり?――高飛車、分不相応、慇懃無礼な言葉
第四章:それ、今度言ったら罰金!――冗長にして無意味。繰り返されるとイライラする言葉
第五章:わかるように言って!――サラリーマンの符丁、業界用語、カタカナ語など、仲間内以外ではまったく通じない言葉
第六章:大人なんだから…!――幼稚にして貧困だけど大人にも蔓延中。当世若者言葉

定価:803円(本体730円+10%税)

書籍情報

  • 発売日:2008年3月17日(月)
  • ISBN:978-4-7973-4645-9
  • サイズ:新書
  • ページ数:224
  • 付録:-

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