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[Si新書]猛毒動物 最恐50

今泉 忠明:著者

コブラやタランチュラより強い 究極の毒を持つ生きものは?

毒をもつ恐ろしい生き物は世界中に数多く存在するが、ただ単純にイメージだけで恐れていてはいけない。毒性の強さにターゲットを絞り、50位までのランキングをつけた結果、意外なラインナップが出揃った。本当に危ない生物をこの1冊で見きわめるべし!
生物が持つ毒には、出血毒や神経毒、溶血毒などの種類がある。
本書では毒の種類は問わずに、注入された量が同じならば、何が一番強烈か、で順位付けを行った。
基準としたのは、毒の強さを表す「LD50値」と呼ばれるもので、簡単にいうと毒を投与した実験動物の半数が試験期間内に死亡する用量のことで、体重1kgあたりの量(mg/kg)として表した。
これらはあくまで計算上の数値にもとづいたランキングなので、「どの生物の毒の成分が強いのか?」という参考にしていただきたい。

<ランキング例:第41位~第50位まで>
第41位 スズメバチ
第42位 ハブ
第43位 サイドワインダー
第44位 ヒャッポダ
第45位 サキシマハブ
第46位 ミツバチ
第47位 フェルデランス
第48位 ヒメハブ
第49位 アカエイ
第50位 タランチュラ
……さて、注目の1位は??

■著者紹介
1944年東京生まれ。東京水産大学(現 東京海洋大学)卒業。国立科学博物館で哺乳類の分類学・生態学を学ぶ。文部省(現 文部科学省)の国際生物計画(IBP)調査、環境庁(現 環境省)のイリオモテヤマネコの生態調査などに参加する。トウホクノウサギやニホンカワウソの生態、富士山の動物相、トガリネズミを始めとする小形哺乳類の生態、行動などを調査している。上野動物園で動物解説員を勤め、現在は静岡県伊東市にある「ねこの博物館」館長。川崎市環境影響評価審議会委員、環境省中央環境審議会委員。おもな著書に『新版 アニマルトラックハンドブック』(自由國民社)、『動物の衣食住』(同文書院)、『進化を忘れた動物たち』『動物の学校〈2〉猫―かわいいネコには謎がある』(いずれも講談社)、『地球絶滅動物記』(竹書房)、『野生ネコの百科』(データハウス)、『行き場を失った動物たち』(東京堂出版)などがある。

定価:1,048円(本体952円+10%税)

書籍情報

  • 発売日:2008年10月16日(木)
  • ISBN:978-4-7973-4673-2
  • サイズ:新書
  • ページ数:224
  • 付録:-

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