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危ないお医者さん

富家 孝:著者

病院選びはどうしたらいいのか、危ない医者をどうやって見破るのか、医療事故に遭わないためにはどうしたらいいのか。医療現場をよく知る著者が、医療崩壊した現代を賢く生き抜ける患者になる方法を伝授!

医療事故が後を絶たない。ここ数カ月の報道でも、作り置きしていた点滴薬剤の使い回しによる感染症で一人が死亡(三重県)、栄養チューブを間違って気管に挿入されて死亡(兵庫県)、投薬ミスで胎児が死亡(大阪)、インプラント手術で死亡した患者の遺族が歯科医院を提訴(東京)、腫瘍かと思ったらお腹から25年前の手術で使った古タオルが……(千葉)、など医療事故(医療過誤)が全国で立て続けに起きている。なぜ医者は事故を繰り返すのか? こうした医療事故に遭わないためには、どうしたらよいのだろう?
どんな病院、医者を選ぶかは患者の「自己責任」という考え方もある。ならば我々も正しい知識で我が身を守る必要がある。どんなにひどい病院や医師が増えようと、病気になれば彼らに頼らざるを得ないからだ。本書では、医師であり、また辛口の医事評論家としても知られ、さらに自身も家族の医療事故で苦しんだ経験をもつ富家氏が、命を託せる病院、医師の見極め方を徹底アドバイスする。

【目次】
第1章 医師不足は本当か
第2章 頼れる病院 危ない病院
第3章 名医はどこにいる?
第4章 それでも医療事故が起きたら
第5章 賢い患者になるために
第6章 医療費節約の知恵
第7章 最新医療はお金次第

■著者紹介
富家 孝(ふけ たかし)
医師。ジャーナリスト。1947年、16代続く大阪の医家に生まれる。1972年、東京慈恵会医科大学卒業。開業医、病院経営、日本女子体育大学助教授、早稲田大学講師、青山学院大学講師を経て、医療コンサルタントとなる。現在、(財)体協公認スポーツドクター、新日本プロレスコミッションドクター、医師紹介業「メディカルサポートサービス」営業担当を務める。
著書は『医者が秘密にしておきたい病気の相場』(青春出版社)、『医者だからいえる「行ってはいけない病院」』(PHP研究所)、『医者しか知らない危険な話』(文春文庫)、『病気と闘うな医者と闘え』、『小太りのすすめ』(以上、光文社)、『命がけの医者選び』(講談社)など58冊。

定価:825円(本体750円+10%税)

書籍情報

  • 発売日:2009年3月17日(火)
  • ISBN:978-4-7973-5235-1
  • サイズ:新書
  • ページ数:264
  • 付録:-

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