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巨人たちの落日(下)

ケン・フォレット:著者 / 戸田裕之:訳

運命の糸にたぐりよせられるように出会い、別れ、そしてまた巡り会う主人公たち。大きなものが崩れゆく時代、小さな人間たちは歴史を変えることができるのか。〈20世紀三部作〉、第一部のクライマックス!
終わりの見えない戦いのさなか、ヨーロッパでは外交官とスパイが暗躍し、皇帝が倒され、労働者たちの運動が熱を帯びていく。かつてメイドとして仕えたエセルと負傷して戦地から戻ってきた伯爵フィッツにも、皮肉な運命の再会が待っていた──。生死すら分からぬまま引き裂かれたワルターとモードは、愛を貫くことができるのか。そしてロシアで革命の波にもまれる兄とアメリカでしたたかに生きる弟レフの運命は? 物語は深い感動と余韻を残すラストを迎える!

定価:946円(本体860円+10%税)

書籍情報

  • 発売日:2011年3月18日(金)
  • ISBN:978-4-7973-6275-6
  • サイズ:文庫
  • ページ数:528
  • 付録:-

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著者紹介

ケン・フォレット Ken Follet

1949年、ウェールズ生まれ。新聞記者、出版社勤務などを経て1978年にスパイ小説『針の眼』を発表。同書は、アメリカ探偵作家クラブ(MWA)賞を受賞し、ベストセラー作家としての地歩を築いた。1989年に発表された『大聖堂』は世界的ベストセラーとなり、18年の時をおいて発表された続編『大聖堂-果てしなき世界』も大きな話題を呼んだ。

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