SBクリエイティブ

ニートだった私がキャリア官僚から大学教授になった人生戦略

中野 雅至:著者

◎70歳まで働く時代に備えよ!

異色の元キャリア官僚&大学教授が教える
食いっぱぐれないための”成り上がり術”

皆さんご存じですか?
そう遠くはない日に70歳まで働く時代がやってくることを。
いま勤めている会社で定年まで働けるなんて思ったら、それは甘い!
自分と家族が食いっぱぐれないように、きちんと人生戦略を立てないと、いずれ、必ず、後悔します。
現状に甘んじることは自殺行為に等しいのです。

本書では、ニートから市役所職員、キャリア官僚、大学教授へと自力で人生を切り拓いてきた
著者ならではの経験と知識をベースに、これから誰もが直面する問題に対抗するためのノウハウを紹介します。

日本では年金支給の開始年齢が65歳に引き上げられますが、これで驚いてはいられません。
すでにアメリカとドイツでは67歳から、イギリスでは68歳からに引き上げられているのです。
日本はこうした国々より少子高齢化が急ピッチで進んでおり、年金支給開始が70歳からになるのは時間の問題なのです。

一方、安倍晋三政権は解雇規制緩和の方針を掲げています。
日本は社員のクビを簡単には切れない国として有名なのですが、それがゆえに企業はおいそれと人を雇えない側面があります。
これが今後、「手切れ金を払えばクビにできる」というようなルールが整備されそうになっているのです。

いまの時代、誰もが老後の蓄えを十分に確保できる状況にはありません。
70歳までなんとか収入を得なければ、多くは老後難民と化してしまいます。
「年金が支給される70歳まで働かなければならない」ことを大前提とするキャリアデザインが必要なのです。

■目次:
序 章 70歳まで働かなければならない時代がやってくる!
第1章 悲観的な想像力で現状打破しよう
第2章 職場でサバイバル
第3章 職歴をマネジメント
第4章 学歴をロンダリング
第5章 資格をレベルアップ

定価:803円(本体730円+10%税)

書籍情報

  • 発売日:2014年4月16日(水)
  • ISBN:978-4-7973-7431-5
  • サイズ:新書/1色
  • ページ数:176
  • 付録:-

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著者紹介

中野雅至(なかの・まさし)
神戸学院大学現代社会学部教授。1964年奈良県大和郡山市生まれ。88年同志社大学文学部英文学科卒。ニート(若年無業者)を経験後、89年大和郡山市役所職員。将来に危機感を感じ、一念発起して国家公務員採用I種試験(行政職)合格。珍しい同志社大学卒のキャリア官僚として90年労働省入省。厚生省課長補佐、新潟県総合政策部情報政策課長、厚生労働省大臣官房国際課課長補佐を歴任。5年に及ぶ転職活動を経て2004年公募により兵庫県立大学大学院応用情報科学研究科助教授。その後、同大学院教授を経て2014年4月より現職。著書に『格差社会の結末』『格差社会の世渡り』『雇用危機をどう乗り越えるか』『キャリア官僚の仕事力』(いずれもSB新書)など。『朝まで生テレビ!』『サンデー・フロントライン』(テレビ朝日)、『あさパラ!』(読売テレビ)、『ちちんぷいぷい』(毎日放送)などテレビ出演も多数。

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