パリジェンヌのように少ないモノでスッキリ暮らす
著者累計37万部超! 人気のイラストレーターが初めて描いた「片づけ」本。
みなさん、片づけは得意ですか?
申し遅れました。私はイラストレーターのYOKOです。
これまでおしゃれガールのイラストを得意とし、憧れのパリに4年暮らしてからはパリジェンヌのおしゃれを解説したり、提案したりする本を描き記してきました。
私の描く世界で一貫するのは「おしゃれ感」。そんな私の描く絵のイメージを、私自身に当てはめる方がずいぶんといらして、私は「美しき誤解」としてありがたく享受してきました。
でも、実際の私は、パリに暮らすまでの人生約40年の中で、部屋が片づき、整った試しはゼロというほどの「だらしなさん」でした。
とはいえ、わかってはいるんです。
片づけたほうがいいに決まっている!
アタマでは百も承知! でもできなかった……
「よしっ、片づけるぞ」で部屋をキレイにしても、3日もたてば元の散らかり部屋へと「リバウンド」。
まるでダイエットのように、「片づける→散らかす」の繰り返し。
そんな私が、なぜ今や人から「キレイ好き」と言われるようになったのか?
それはひと言では言い表せません!!
「アタマではわかってる、でもできない!!」
そんな説明のつかないモヤモヤが、パリの暮らしを経験したことで解消されたのです。
もう99%はあきらめていた「パリジェンヌのようなおうちでパリ・シックに暮らす」ができるようになったのです。
おしゃれな部屋は目標だけど、
「あー、でもムリムリ。だってパリジェンヌのお部屋自体がおしゃれじゃないですか?」
ともよく言われます。
それも誤解です!
確かに、高天井、しっくいのカベ、フランス窓、艶のあるフローリング……などは日本ではなかなか難しい。
けれど、これらはなくても大丈夫なんです。なぜなら、
目のつけどころが違うから!
そこらへんをパリから学んできた私デス。
何はともあれ、片づければ「おしゃれなお部屋」があとからついてくる!
「おしゃれ部屋」への意欲はオフにして、とりあえず片づけの第一歩を。
あ、でも「リキみ」は不要です。取り組み方は、脱力系のパリジェンヌのようにネ!
■目次:
●Part1 プチすぎる一歩は、ダイニングの「スッキリ」から
・始めてみたら、テーブルの上の「まっさら」がクセになる
●Part2 リビングにも自然と「まっさら」空間がプラス
・モノを「そろえる」を始めたら、不要品まで処分したくなる
●Part3 雑然としたキッチンが「さっぱりさわやか」に変身
・飾りをなくせばキレイで清潔、モダンに洗練されていく
●Part4 服の「ダイエット」で、手持ちの服がもっと活かされる
・無理なく徐々に減らしてリバウンドナシ、収納までも美しく
●Part5 日本のわが家を広く見せるパリ流「トリック」
・6割をモノのないスペースにして、シンプル・シックを実現
●Part6 暮らしにも自分にも「磨きをかける」クセが身につく
・急がず焦らずプチプチ進めば、その先の進化が見えてくる