一気に同時読み!世界史までわかる日本史
「タテ」「ヨコ」でつながる一石二鳥の歴史
大河ドラマ時代考証でおなじみ二木謙一氏推薦!
日本史だけでなく、同時期の世界史の事件・出来事・人物や、 日本と世界の意外なつながりまでもわかる1冊!
「大化の改新が始まったころ、ササン朝ペルシャが滅んだ」
「応仁の乱が起きたころ、レオナルド・ダ・ヴィンチが生まれた」
「秀吉が関白になったころ、イギリスがスペインの無敵艦隊を破った」……
そもそも日本史と世界史は学校では別々に教えられ、本も別であり、
一般にはこのように並列で見て理解する機会はあまりありません。
でも、日本史と世界史は同時並行に進んでいるものであり、
近代以降はその観点から歴史は解説され、多くの人もそう理解していますが、
近代以前になると、そういう観点での理解が欠けています。
そこで必要になるのが「世界史の一部としての日本史」です。
つまり、日本史と世界史が同じ時代を並行して歩んでいるという「時代感覚」です。
これをもって歴史を眺めれば、理解が深まり、視野が広がっていきます。
歴史を同時に「ヨコ」で見ることで、浮き上がってくる意外な事実はあります。
世界中が同時に動いているということを実感できる時代に住んでいる現代人にとって、
近代以前の歴史もグローバルに見ていくことはとても大切なことです。
この本は「同時に学び、理解する」をテーマに、
日本史を揺るがした44の出来事・事件を「精選」。
それと同時期の世界史の主要なトピックスも並列して
つながりもわかるよう「解説」します。
本書を一読すれば、「歴史の同時代感覚」をつかむことができ、
各時代のグローバルな歴史が、
まるでドラマを観るようにわかりだすこと間違いなし!
■目次:
第1章 古代よりアジア世界から影響を受けてきた日本
第2章 花開く日本の平安文化と世界宗教の広がり
第3章 中世世界を席巻したモンゴルに対峙し揺らぐ日本の武家政権
第4章 室町幕府の盛衰と大航海時代の到来
第5章 膨張するヨーロッパ社会と日本との交流
第6章 行動的なヨーロッパと鎖国体制をとる江戸幕府
第7章 ヨーロッパの帝国主義と開国へ転換する日本