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定年バカ

勢古 浩爾:著者

◆定年ベストセラー本にはご用心!

◆ベストセラー『定年後』(中公新書)を読んで「むむむ」「ほほう」と思ったあなた、
この本でラクになれる!
「定年後は何かしなきゃ、生きがいをもたなきゃ病」の呪縛をとく!

◆仕事にしがみつくバカ、
生きがい追求バカ、健康バカ、
お金を貯めこむバカ――
なんと愚かなことか。
でも、ちょっと身につまされる……。

誰もがやがて迎える「定年(後)」。「お金、生きがい、健康」の三大テーマに不安を感じる人もいる一方で、過大な幻想や期待も抱きがち。
不安7割、期待3割程度が、多くの人の定年観かもしれません。

「経済や健康の不安を煽られても、焦ったところでどうする術もない、誰だって「老人」になるのは初体験。終わりゆく人生、老いゆく体とどう向き合い、一日一日の喜びを感じながら軽やかに生きられるか。その答えはたぶん自分の中にある。もう人生のレールは敷かれていない。人生のレールが消えることで、義務や目標から解放されるときでもある」
著者はこうした姿勢をもっており、世間に流布している定年後や老後に関する様々な言説に過度に惑わされる必要はないと説きます。

■目次:
第1章 定年バカに惑わされるな
第2章 お金に焦るバカ
第3章 生きがいバカ
第4章 健康バカ
第5章 社交バカ
第6章 定年不安バカ
第7章 未練バカ
第8章 終活バカ
第9章 人生を全うするだけ

定価:880円(本体800円+10%税)

書籍情報

  • 発売日:2017年11月7日(火)
  • ISBN:978-4-7973-9339-2
  • サイズ:新書/1色
  • ページ数:216
  • 付録:-

著者紹介

勢古浩爾(せこ・こうじ)
1947年大分県生まれ。明治大学政治経済学部卒業。洋書輸入会社に34年間勤務ののち、2006年末に退職。市井の人間が生きていくなかで本当に意味のある言葉、心の芯に響く言葉を思考し、静かに表現しつづけている。1988年、第7回毎日21世紀賞受賞。著書に『結論で読む人生論』『定年後のリアル』(いずれも草思社)、『自分をつくるための読書術』『こういう男になりたい』『思想なんかいらない生活』『会社員の父から息子へ』『最後の吉本隆明』(いずれも筑摩書房)、『わたしを認めよ!』『まれに見るバカ』『日本人の遺書』(いずれも洋泉社)など。

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