定年バカ
◆定年ベストセラー本にはご用心!
◆ベストセラー『定年後』(中公新書)を読んで「むむむ」「ほほう」と思ったあなた、
この本でラクになれる!
「定年後は何かしなきゃ、生きがいをもたなきゃ病」の呪縛をとく!
◆仕事にしがみつくバカ、
生きがい追求バカ、健康バカ、
お金を貯めこむバカ――
なんと愚かなことか。
でも、ちょっと身につまされる……。
誰もがやがて迎える「定年(後)」。「お金、生きがい、健康」の三大テーマに不安を感じる人もいる一方で、過大な幻想や期待も抱きがち。
不安7割、期待3割程度が、多くの人の定年観かもしれません。
「経済や健康の不安を煽られても、焦ったところでどうする術もない、誰だって「老人」になるのは初体験。終わりゆく人生、老いゆく体とどう向き合い、一日一日の喜びを感じながら軽やかに生きられるか。その答えはたぶん自分の中にある。もう人生のレールは敷かれていない。人生のレールが消えることで、義務や目標から解放されるときでもある」
著者はこうした姿勢をもっており、世間に流布している定年後や老後に関する様々な言説に過度に惑わされる必要はないと説きます。
■目次:
第1章 定年バカに惑わされるな
第2章 お金に焦るバカ
第3章 生きがいバカ
第4章 健康バカ
第5章 社交バカ
第6章 定年不安バカ
第7章 未練バカ
第8章 終活バカ
第9章 人生を全うするだけ