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発達障害 生きづらさを抱える少数派の「種族」たち
発達障害 生きづらさを抱える少数派の「種族」たち

本田秀夫 著
ISBN
978-4-7973-9832-8
サイズ
新書/1色
ページ数
224
価格
800円+税
出版日
2018/12/06
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疾患モデルではなく、ただ少数派なだけ!


「無理に治さなくていいのか!」「目からウロコが落ちた!」と大反響

「こだわりが強い」「うっかり屋」「気が散りやすい」......
発達障害は、じつは疾患モデルではなく、
ただ少数派なだけ!

●発達障害の人は、なぜ独特の行動をとるのか
私は、精神科医として30年あまり、臨床経験の大半を発達障害の診療に費やし、乳幼児から成人まで、さまざまなライフステージの方たちによりそってきました。それだけの期間にわたり、臨床医として活動している例は世界的にもまれです。そのような機会があったからこそ、発達障害のやや不可解な部分について、いろいろと知り、いろいろと考えることができました。その成果をこの本を通じてお伝えします。

発達障害の入門書や解説書はすでにたくさん出ていますが、この本では、私の長い臨床経験から、ほかの発達障害の本にはあまり書かれていないことをお話ししていきたいと思います。それは、発達障害のなかでも割合がかなり多いにもかかわらず、十分に理解されていない人たちの話です。

発達障害にはASD(自閉スペクトラム症)やADHD(注意欠如・多動症)などの種類がありますが、じつはそれらの種類のいくつかが重複している人が、かなり多くいらっしゃいます。そして、そうした重複例はかなり多いにもかかわらず、適切に理解され、対応されていないケースがよくみられるのです。
自閉スペクトラム症には「対人関係が苦手」で「こだわりが強い」という特徴があります。そしてADHDには「気が散りやすい」「じっとしていられない」という特徴がみられます。

「こだわりが強いこと」と「気が散りやすいこと」は、一見するとまじりあわない特徴のように思われます。しかし、それらが重複して現れるケースがよくあります。そして、一見正反対の特徴だからこそ、それらが重複すると、複雑な現れ方をして、十分に理解されなくなってしまうのです。
こういった発達障害の重複をくわしく知っておくと、発達障害の人の行動や心理がより正確に、よりくわしくみえてきます。
(「はじめに」より)


本田秀夫(ほんだひでお)

◎信州大学医学部附属病院子どものこころ診療部部長・診療教授
特定非営利活動法人ネスト・ジャパン代表理事
精神科医師。医学博士。1988年、東京大学医学部医学科を卒業。東京大学附属病院、国立精神・神経センター武蔵病院を経て、横浜市総合リハビリテーションセンターで20年にわたり発達障害の臨床と研究に従事。発達障害に関する学術論文多数。英国で発行されている自閉症の学術専門誌『Autism』の編集委員。2011年、山梨県立こころの発達総合支援センターの初代所長に就任。2014年より現職。日本自閉症協会理事、日本児童青年精神医学会代議員。
◎2013年刊の『自閉症スペクトラム』(小社刊)は12刷5万部のロングセラー。


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