フットサルとは、簡単に説明すると5人制のミニサッカーです。それまで様々なルールや名称で行われてきたミニサッカーについて、1994年にFIFA(国際サッカー連盟)が競技規則を制定し、「フットサル(futsal)」という名称が与えられました。競技名の語源がスペイン語の「futbol(=サッカー)」とポルトガル語の「sala(=室内)」であることからもわかるように、もともとは体育館などの室内で行われていましたが、現在では屋外の人工芝ピッチを利用して競技されることも増えています。誰でも気軽に参加できるスポーツとなるように競技ルールが工夫されているため、年齢・性別を超えた広い層に競技者がいます。日本でも競技人口は年々増加しており、約50万人と言われています。2004年には、日本フットサル連盟へ13万人以上が競技者として登録しています。