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「センサ」のキホン

都甲潔、小野寺武、南戸秀仁、高野則之:著者

安全、安心と快適さを生むセンサ技術のすべて

センサは私たちの生活のありとあらゆるところに登場します。携帯電話や自動車はセンサのかたまりです。
センサは私たちの五感を代行し、そしてそれを超える機器です。たとえば、視覚にはイメージセンサが、触覚には圧力や温度を感じるセンサ、味覚には味を感じる味覚センサがあります。またセンサは、人の感じることのできない磁気や放射線を測ることもできます。本書はこうした世の中のセンサを初めて網羅的に図解でわかりやすく解説します。

第1章 計測そしてセンサとは
第2章 視覚 光を感じるセンサ
第3章 触覚 力と圧力、温度を測るセンサ
第4章 聴覚 音波を使った速度センサ、流速センサ
第5章 味覚 味を測るセンサ
第6章 嗅覚 ガスや匂いを測るセンサ
第7章 超五感センサ 人間の五感で測れない量を測る
第8章 放射線を測るセンサ

■著者:
都甲 潔(とこう きよし)Kiyoshi Toko
1953年、福岡県生まれ。1980年に九州大学大学院工学研究科博士課程を修了後、助手、助教授、教授を経て現在、九州大学大学院システム情報科学研究院主幹教授。『感性の起源』(中央公論新社)、『感性バイオセンサ』(朝倉書店)、『プリンに醤油でウニになる』(ソフトバンク クリエイティブ)など著書多数。

小野寺 武(おのでら たけし)Takeshi Onodera
1973年、富山県生まれ。2001年に金沢大学大学院自然科学研究科博士課程を修了。工学博士。2001年、九州大学大学院システム情報科学研究院任期付き助手、その後2007年から同助教。

南戸秀仁(なんと ひでひと)Hidehito Nanto
1948年石川県生まれ。1980年に大阪大学大学院工学研究科原子力工学専攻博士課程を修了。金沢工業大学工学部助手、助教授を経て、1988年金沢工業大学工学部教授。現在、金沢工業大学高度材料科学研究開発センター所長(兼任)。1989年から1年間、マサチューセッツ工科大学(MIT)エレクトロニクス研究所客員研究員。著書に『色とにおいの科学』(丸善:共著)、『感性バイオセンサ』(朝倉書店:分担執筆)、『Environmental Monitoring』(INTEC:分担執筆)など。

高野則之(たかの のりゆき)Noriyuki Takano
1961年、東京都生まれ。1986年に慶応義塾大学大学院工学研究科修士課程計測工学専攻を修了後、新日本製鐵株式会社に入社.1988年より慶応義塾大学大学院理工学研究科博士課程に在学後、1991年に金沢工業大学機械システム工学科助手。講師、助教授を経て、現在金沢工業大学工学部教授。

定価:1,650円(本体1,500円+10%税)

書籍情報

  • 発売日:2012年5月24日(木)
  • ISBN:978-4-7973-6850-5
  • サイズ:A5/フルカラー
  • ページ数:216
  • 付録:-

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