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腸をダマせば身体はよくなる

辨野 義己:著者

「うんち博士」として腸や便の研究で知られる著者が、腸の賢さなどをよく知ることで、
俗説や間違った常識を排し、腸と上手に付き合っていく習慣を明快に解説していく。

腸にも「第二の脳」があり賢い臓器であること、腸内環境を良好にし免疫力を高めることで健康につながる(免疫の70%は腸が担う)といったことが、最近広く知られるようになった。実際、腸が健康な人は、心身ともに状態が良く、生活習慣病などにもかかりにくい。
一方で、間違った健康常識や日常習慣、食生活で、かえって腸を痛め、苦しめていることも多い。腸は正直で、賢いので、すぐに何らかの症状を出すが、本人は「たいしたことない」「すぐに治るだろう」と勝手に判断し、病院にも行かず、ガンなどの大病に気付かないことが多い。つまり腸に騙されているわけである。

腸は「第二の脳」であり、発生学的にも脳より先に誕生し、脳同様、感情や判断を司っている。脳並みに賢い腸とどう向き合い、健康につなげていくかが、大切である。

『大便通』などの著者があり、『世界一受けたい授業』などの番組で「うんち博士」として知られる、腸と便の研究の第一人者である著者が、腸の賢さなどをよく知ることで、俗説や間違った常識を排し、腸と上手に付き合っていく習慣を明快に解説していく。

■目次:
序 章 腸とのダマし合いで病気は防げる!
第1章 腸内細菌のバランスが良ければ体調は整う
第2章 腸内細菌がよろこぶ快腸習慣
第3章 大腸がんで命を落とすのはもったいない!
第4章 こびりつかない「宿便」にダマされるな!

定価:803円(本体730円+10%税)

書籍情報

  • 発売日:2014年1月16日(木)
  • ISBN:978-4-7973-7533-6
  • サイズ:新書/1色
  • ページ数:176
  • 付録:-

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著者紹介

辨野 義己(べんの よしみ)
1948年大阪府生まれ。独立行政法人 理化学研究所バイオリソースセンター微生物材料開発室長。 農学博士。DNA解析により腸内細菌を多数発見。腸内細菌と病気との関係を広く調べ、ビフィズス菌・乳酸菌の健康効果を広く訴えている。「うんち博士」としても、テレビ・雑誌等マスコミに登場。ヤクルト、協同乳業、ビオフェルミン、フジッコ、森永乳業、東亜薬品工業など7社出資で、理化学研究所内に辨野義己特別研究室を開設。著書に『大便通』(幻冬舎)、『見た目の若さは腸年齢で決まる』(PHP)などがある。

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