SBクリエイティブ

心を動かす! 「伝える」技術

荒井好一:著者

五輪招致7人のプレゼンターから学ぶ

滝川クリステルのビジュアルハンド、太田雄貴の勝負顔、安倍首相のジャッジを導く魔法の手……あの奇跡のプレゼンから「スピーチの技術」を学びとる!
感性に訴え共感を呼ぶスキルは、エクササイズを通じて体で覚えこむ。一生もののスキルを身につける!

2013年9月7日、多くのIOC委員たちに「よし、2020年はTOKYOに任せよう!」と一票を投じさせた要因とは何だったのか?
「話し下手」のイメージが強かった日本人が、世界の舞台で堂々と話して見せた姿に、国民も誇らしく、日本中は興奮に包まれた。
7人のプレゼンターは、それぞれの役割を十二分にこなし、IOC委員の心をまさに「動かした」のだ。心を動かす伝え方とは、伝える内容のみならず、豊かな表情やジェスチャー(手の動き)、 目線や言葉のスピード、声のトーンなどに支えられてこそのものだった!

■目次:
第一部 オリンピック7人のプレゼンターに学ぶ「伝える」技術
1、滝川クリステルさんから学ぶ「ビジュアルハンド」
2、太田雄貴さんから学ぶ「真顔の魅力」
3、水野正人さんから学ぶ「見せる力」と「聞く力」
4、佐藤真海さんから学ぶ「心に響く話し方」のツボ
5、安倍晋三首相から学ぶ「声の使い方」と「立ち姿」
6、猪瀬直樹知事から学ぶスタート直後の「強い手と声」
7、竹田恆和さんから学ぶ「自信」の作り方・表し方

第二部 伝えるコンテンツをいかに構成するか
1、三種類の「起」の組み合わせで、あっと言わせる
2、「承」は、「ゴールデンサークル」の手法で展開
3、「転」は、三本の矢でハートをワクワクさせた
4、仕上げの「結」は、媚びずに毅然とシンプルに

第三部 伝えるための「準備と練習」をどう行うか
1、プランと演出の準備
2、プレゼンターのパフォーマンスの準備
3、リハーサル 
4、フィードバック

定価:803円(本体730円+10%税)

書籍情報

  • 発売日:2013年12月17日(火)
  • ISBN:978-4-7973-7600-5
  • サイズ:新書/1色
  • ページ数:224
  • 付録:-

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著者紹介

荒井 好一(あらい よしかず)
1971年同志社大学法学部卒。総合広告会社・大広(業界4位)に38年在籍し、クリエイティブ・ディレクターとして、パナソニック、キリンビール、武田薬品などを中心に600本余りのプレゼン歴がある。クリエイティブ局長、経営企画局長を経て人事担当役員に就任し、専門教育プログラムを開発。2010年に、「一般社団法人 日本プレゼン・スピーチ能力検定協会」を設立し、理事長に就任。 新しいプレゼンテーションとスピーチの価値を開発・啓蒙すべく、日々研究を重ねている。 「目・手・声」の身体コミュニケーション機能を駆使する独自のメソッドで、「プレゼン・スピーチセミナー(全5回コース)」を、東京・永田町教室で30 期、大阪教室で5期、開催してきた。企業研修でも、みずほ総研のプレゼンテーション講座や、東京海上日動火災保険のカフェテリア研修に採用されている。企業経営者や幹部向けを含むパーソナルレッスンを60回以上実施。IT企業や技術メーカーの「伝えられる技術職」「売れる営業職」のスキル向上にも貢献し、高い評価を得ている。 著書に、『日本人はなぜスピーチを学ばないのだろう』(象の森書房、2012年)がある。

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