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IoTの基本・仕組み・重要事項が全部わかる教科書

八子知礼/杉山恒司/竹之下航洋/松浦真弓/土本寛子:著者

IoT(モノのインターネット)では、さまざまなセンサーを搭載したデバイスを使って、音、振動、電圧、気温、湿度、流量など現実の環境の状態を把握します。得られた情報は、インターネットを介してクラウドなどで処理し、活用やフィードバックを行っていきます。接続されるセンサーを搭載したデバイス数は、これから数年で数百億台にもなると予想されています。

これから激増していくIoTシステムを構築・活用していくのに必須となる知識と活用方法を、センサーの種類や取得できるデータの特徴から、通信方式、データを蓄積、分析する方法などまでしっかり解説しています。デバイスの設置や無線通信で問題になるセキュリティなど、運用に関する課題についても理解しておくべきポイントと対策まで紹介しています。

IoTシステムにかかわるソフト、ハードのすべてのエンジニアに必携の書籍です。

■目次:
第1章 IoTの現状と取り巻く環境
第2章 IoTアーキテクチャの構成要素
第3章 さまざまなデータソース
第4章 IoTデータの収集・蓄積の基本と活用までのプロセス
第5章 データの活用を見据えた分析の必要性
第6章 今後重要となるIoTシステムの運用
第7章 トータルな対応が求められるIoTの安全性
第8章 サービス展開をするシステムの考え方

定価:2,530円(本体2,300円+10%税)

書籍情報

  • 発売日:2017年10月19日(木)
  • ISBN:978-4-7973-9243-2
  • サイズ:A5/2色
  • ページ数:288
  • 付録:-

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著者紹介

八子知礼(やことものり)
パナソニック(旧松下電工株式会社)にて通信機器の企画開発や新規サービス事業に従事後、デロイト トーマツ コンサルティング執行役員パートナー、シスココンサルティングサービスのシニアパートナーなどを歴任。通信/メディア/ハイテク業界中心のビジネスコンサルタントとして活動し、M2M/IoTビジネスの立ち上げなどを多数経験。2016年よりウフルIoTイノベーションセンター所長、エグゼクティブコンサルタントとしてI o T の啓蒙活動ならびにビジネス開発を推進している。

杉山恒司(すぎやまこうじ)
大手通信事業者IT部門にて約16年間システムエンジニア、システム営業、新規事業開発等を担当。その後、IT系ベンチャー企業の経営や、個人として複数企業の顧問、アドバイザーに就任。2012年にウフルに入社し、開発部門長などを歴任し、IoTイノベーションセンターの企画立案、発足と同時にGeneral Manager就任。大分県商工労働部戦略アドバイザー。

竹之下航洋(たけのしたこうよう)
立命館大学理工学研究科にてロボティクス及び生体工学を修める。在学中にドワンゴ研究開発センターにてWebシステムの開発に従事後、ハードウェア系スタートアップで執行役員COOを務める。2009年からは機器ベンダーにて製品開発・企画に従事、IoTを活用した新規ビジネス立ち上げを行う。2016 年4 月よりIoTイノベーションセンターのITアーキテクト就任。

松浦真弓(まつうらまゆみ)
株式会社マクニカにて、集積回路のアプリケーションエンジニアとして大手製造業の技術サポートを担当。その後、ラティス・テクノロジー株式会社にて、製造業を中心とした3D CAD関連ソフトウェアのマーケティング、製品企画などに従事。一般社団法人iOSコンソーシアムで、製造ワーキンググループを発起人として設立、リーダーを務めた。2016年5月よりIoTイノベーションセンターでマネージャー就任。

土本寛子(つちもとひろこ)
製造業系システム開発会社にてSEとして従事。その後、コンサルタントして大手製造業の部品表(B O M)構築・連携プロジェクトへ参画した後、ビッグデータに関する情報サイトの立ち上げ及び副編集長を務め、企業のデータ活用を支援。2016年よりIoTイノベーションセンターのマネージャーとして、I o T プロジェクトアドバイザリーならびに教育事業を担当。現在、IoTイノベーションセンターの社外研究員。

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