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幼女さまとゼロ級守護者さま

すかぢ:著者 / 狗神 煌:イラスト

誰が守護者で、誰が刺客か? 幼女さまを護る「切り札」の正体は?

「雨宮羽玖。雨宮の娘を守って欲しい。忌まわしき天球儀ゲームから」

ネテスハイム公・雨宮透華は「切り札」たる守護者を召喚して告げた。
「十三血流」――その眷属たちは名だたる能力使いであり、世界史を裏から操ってきた。
だが、その均衡を揺るがす存在が現れようとしていた。

「不死」にさえなりうる希有な能力≪節制=テンペランス≫。

その絶対的能力に目覚めようとしているのは、まだ年端もいかぬ雨宮羽玖だった。
彼女を巡って十三血流の各家が陰謀を張り巡らす。
年齢不詳の少女「雨宮透華」は、幼い羽玖を守るため「切り札」を投入する。

十三血流がさらなる力を得るべく眷属を送り込む「天球儀の迷宮」。
最高難易度の白金の迷宮へと招待されたのは雨宮羽玖を含む最高位の能力者たちだった。
高位の能力者たちが集う閉鎖空間――。
誰かが羽玖をなき者にしようと狙い、誰かが羽玖を守護する切り札となる。

各家の思惑が交錯する中、その趨勢を決する迷宮探索が幕を開けた――。

■世界を裏で操ってきた「十三血流」
その派閥に属する者たちが集う学園都市

■各派閥の最高位能力者たちが挑む
共闘と欺きの迷宮探索

■誰が守護者で、誰が刺客か?
幼女さまを護る「切り札」の正体は?

定価:704円(本体640円+10%税)

書籍情報

  • 発売日:2017年12月15日(金)
  • ISBN:978-4-7973-9365-1
  • サイズ:文庫
  • ページ数:360
  • 付録:-

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