私は愛する方にだけ褒められたい。 それはあなたではありません!
リオと共にバルゴア辺境伯領についたセレナは、辺境伯一家に優しく出迎えられた。 そんなとき、リオの元にタイセン国から結婚式の招待状が届く。 タイセン国では、第二王子がセレナに一目惚れ。 「なんて美しいんだ……。リオ、僕に彼女を紹介してほしい!」 「いや、だから、俺の婚約者だ!」 面倒なことになる前に自国に帰ろうとしたが、セレナが『社交界の毒婦』とよばれていたことが知られてしまい二人は事件に巻き込まれていく。
「セレナ、どうぞ」 「どうぞって……?」 もしかして、これは私が横になって膝枕をされる状況なの?
「リオ、久しいな」 「結婚おめでとう。カルロス」
「なんて美しいんだ……。リオ、僕に彼女を紹介してほしい!」 「いや、だから、俺の婚約者だ」
「リオ様、ですよね? セレナ様の婚約者の」 「そうです」 俺を見るライラ嬢の目は少しも笑っていない。
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著者:来須みかん 投稿サイト「小説家になろう」や「アルファポリス」で活動中。著書に『田舎者にはよくわかりません ~ぼんやり辺境伯令嬢は、断罪された公爵令息をお持ち帰りする~』(ツギクルブックス)、『あなたの愛が正しいわ』(レジーナブックス)などがある。
イラスト:くにみつ ライトノベルのイラストなどで活躍中。『物語完結後から始まる悪役令嬢の大逆転劇』(ツギクルブックス)、『人生に疲れた最強魔術師は諦めて眠ることにした』(ビーズログ文庫)、『後宮の生贄妃と鳳凰神の契り』(スターツ出版文庫)などを担当。
キャラクター原案:眠介 ゲームキャラやライトノベルなどで活躍するイラストレーター。『【修復】スキルが万能チート化したので、武器屋でも開こうかと思います』(カドカワBOOKS)、『三食昼寝付き生活を約束してください、公爵様』(ツギクルブックス)などを担当。
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