
ペルソナ作って、それからどうするの?
ユーザー中心デザインで作るWebサイト
アメリカで注目を浴びるペルソナ手法を“日本向け”に変換+Webサイト構築に応用したテクニックを解説。ペルソナの価値だけでなく、ペルソナ作成後の具体的なデザイン方法についてケーススタディを通じて紹介します。
ペルソナとは、「誰のためのデザインなのか?」を明確化するためのアプローチです。デザインプロセスの上流工程でユーザーの要求を明示するために用いられ、その後の設計案、評価などの工程においてもターゲットユーザーのイメージをデザインチーム全員が共有しやすくするために使われます。ペルソナとは実在する人々の生活や仕事に関する調査データをもとに作った架空のユーザー像であり、ペルソナを用いることで、デザインチームは何が必要で、どうあるべきかをユーザーの視点から考えることが可能になるのです。
【概要編】なぜユーザー中心のデザインなのか?
第1章 デザインの問題を特定する
第2章 ペルソナ/シナリオ法とウェブデザイン
第3章 ユーザー中心デザインの方法
【実践編】ユーザー中心のデザイン
第4章 体制作りと基礎体力作り
第5章 デザイン問題を定義する
第6章 ユーザー行動の観察と問題理解のためのデータ収集
第7章 ユーザー行動の分析と統合
第8章 ペルソナ/シナリオ法を使ったユーザー行動のリデザイン
第9章 プロトタイピング
第10章 ユーザーテスト法によるデザイン評価
第11章 オペレーションをデザインする