神曲奏界ポリフォニカ ビギニング・クリムゾン
神曲奏界ポリフォニカ クリムゾンシリーズ(5)
クリムゾンシリーズの原点である、二人の出会いの物語がついに登場!
学生自体のフォロンや、ペルセとプリネの双子ちゃん、初々しいユフィンリーなど、ファンには見どころいっぱいの1冊です。
精霊が力を持つ世界があった。
彼等は音楽を糧とし、ありとあらゆる場面でその力を発揮していた。
精霊たちと契約し、彼等を操る者は「神曲楽士」–ダン ティストと呼ばれ、人ーの尊敬を集めていた。
これはそんな世界の物語。
月の輝く夜。孤児院の屋根で二人は出会った。比類無き強き精霊-コーティカルテ・アパ・ラグランジェスと孤独な少年-フォロン。
「お前を私だけのものにしたい。お前の描き出す魂の形を私だけのものに。--ダメか?」
精霊が口にしたのは契約の言葉。絆を結ぶための神聖な儀式。だがそれは少年にとって一夜の夢のようなできごとだった。
そして時は流れ、舞台はトルバス神曲学院。ある事件をきっかけに、絆が再び動き出す。
神曲奏界ポリフォニカ クリムゾンシリーズ『はじまりの物語』ついに登場!