
- ISBN:
- 978-4-7973-8206-8
- サイズ:
- 文庫
- ページ数:
- 288
- 付録・付属:
- -
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おすすめのポイント
あなたの『目』には――人を殺す『異能(ジンクス)』がある
「罪の果実『毒りんご』を抹殺せよ」
無貌の男・ロストマンの一言から、そのデスゲームは始まった。
男が集めたのは五人の男女。
その共通点は――ジンクス。
五人は互いに異なる条件で発動し、命を問答無用で奪い取る、見えない凶器(ジンクス)を持つ殺人鬼たちだった。
そのひとり、【バジリスク】の力を持つ少年・蒼馬は最愛の妹を救うため、再会した自称名探偵の少女・鈴蘭を騙し、
いち早く『毒りんご』を見つけようと意気込むが……。
「毒りんごが誰であろうと関係ない。正体を突きとめ、殺してやる!」
果たして毒りんごの正体は!?
GA文庫大賞《優秀賞》受賞の、悪謀渦巻く青春サイコスリラー!
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反響次第で続刊! て終わり方。
4.0shimaumaなかなか読みごたえはありました。しかし、日常系? の部分て…?サイコ具合は強かったですが、ミステリー具合、サスペンス具合は弱かったと思います。次を楽しみにしています。
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3.0蒼麻
良くも悪くも基本に沿った作りの異能でデスゲーム物。但しゲームのルールによって緊迫感は凡そ死んでいる。登場人物の大半が異能で死んでも死をキャンセル出来る特性を持っている為だ。この所為で死が物凄く軽い。異能を発動した、死んだ。でもキャンセルされた。この流れが頻発する。結局異能で無くその手で致命傷を与えないと殺せない。その上主人公含め葛藤も心情描写も乏しい。登場人物らは何所かネジが外れており死闘の最中に世間話をしている様相。これで主人公がお前らおかしいよと言うなら分かるが、主人公もそちら側に含まれる。そして日常側の人間が一切登場しないので致命的な突っ込み不足。学校通って放課後は殺し合い。別にトラウマが有るでも狂ってるでも無くこれに素で順応出来る高校生ってどうなの?感情移入の余地は殆ど無く、まるで舞台脚本の様に物語が進む。文体も良く言えば安定しており、悪く言えば無個性で起伏に乏しい。もう少し盛り上げる部分と落とす部分は意識的に作った方が良いのでは……と思いながらも、最後のちゃぶ台返しはゲームマスターの動機面や妹の個性が痛過ぎる事を除けば、なるほど。と関心したので☆3つ。
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レビュー対象商品: ジンクスゲーム (GA文庫) (文庫)
Amazon カスタマー「異世界で強い主人公が無双する」と言った流行りのジャンルではなく、さらにイラストが刺さったので手に取ってみましたが、予想以上に面白かった。話がどんどん想定外の方向へ進んでいくので、気を抜けない緊張感が良い感じ。最後のオチは想定外だったので意表を突かれました。ジンクスを使ったバトルは、敵の能力を探ったりブラフをかましたり、相手の弱点を見極めて攻めたりな頭脳系。敵もみな狂っているというか、キャラが立ってて楽しめました。犯人は最初に想像したとおりだしミステリー要素は薄めだけど、その分展開や頭脳バトルで良い感じにスリラーしている。きちんと作り込まれた良作です。
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アウル
異能バトルモノ。死にかけの主人公が取引によって蘇り、「毒りんご」と呼ばれる犯人を抹殺するというデスゲームに参加する話。個人的にはそれなりには楽しめたけれども、いろいろと穴が多い感じだった。悪くは無いんだけれどもこれと言って飛びぬけたモノも無かったので良くも無いかな。 続きを読む▼
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ツバサ
話は面白いけど主人公が何とも言えないから面白さが半減してる気がします。主人公がもう少し成長すれば評価が変わると思う。キャラは個性溢れてて可愛かった。てか片桐さん化け物やん。 続きを読む▼
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晦夢
命を奪う能力ジンクスを持った人々がその能力を与えたロストマンに依り殺人鬼毒りんごを抹殺するよう言われる。バジリスクの力の持ち主の蒼馬は妹のためにジンクス同士の戦いに身を委ねる。主人公がなんか微妙なんだよな、物怖じしないかと思いきや躊躇して、頭は割と良くて色々察するのに状況に振り回される。能力の条件やライフのルールとかは面白かった。最後の引きも良かったし、次巻にも期待。だが主人公には一皮むけて欲しい作品。 続きを読む▼
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