SBクリエイティブ

ポケット数解1 初級篇

パズルスタジオ わさび:著者

累計300万部刊行の『ポケット数独』の流れをくむ新シリーズ『ポケット数解(すうかい)』がついに誕生!

SBクリエイティブの『ポケット数独』のスタッフが総力を上げ、
他社ナンプレ群とは問題の品質(クオリティ)で一線を画す問題を用意。
あえて新ブランドを打ち立てて勝負します!

さらに4つの強化を果たしています!
*問題数増量――定価(税抜)は600円に据え置き、ページ数24p増量。
*パズル画面を見やすく――文字の大きさ、罫の太さなどを工夫。
*レベル別マル秘テクニック公開――各レベルごとに、解法のマル秘テクを紹介。
初→中、中→上のレベルアップが自然に図れます。
*質問回答応募券添付――カバーソデに「質問回答応募券」を添付し、1冊につき1回、読者質問に答えます。

定価:660円(本体600円+10%税)

書籍情報

  • 発売日:2015年7月29日(水)
  • ISBN:978-4-7973-8416-1
  • サイズ:新書/1色
  • ページ数:160
  • 付録:-

このパズルは、ナンバープレースという名前で生まれ、その後SUDOKUという名前で世界的に大流行したパズルとルールとしては同じパズルです。
 世界には、コンピュータで作って、答えがひとつならOKとしているような問題もたくさんありますが、「ポケット数解」シリーズは、熟練した編集者がチェックして、人間が解いておもしろいと太鼓判を押した問題だけを厳選して掲載してあります。だから、きっと楽しんでいただけるはずです。

数解には、初級の手筋だけではなく、まだまだたくさんの手筋があります。この本を解き終わったら、ぜひ中級篇に挑戦してみてください。

ルール

どの問題にも答えは必ずひとつだけしかありません。
このマスにはこの数字とこの数字のどっちが入ってもいいよね、ということはありません。どのマスも、答えの数字はひとつだけしかありません。だから、数字を書き込むときには、このマスにはこの数字しか入らないんだ、というマスをさがしながら解いていくのです。

 では、例題を解きましょう。

STEP①

まずはひとつの数字に注目する解き方をおすすめします。
どの数字からでもいいのですが、例題では1から見てみましょう。上段右のボックスには、まだ(1)は入っていません。空白の㋐~㋕の6マスのどこかに(1)が入ります。
 「ウ」「カ」のあるタテ列には、下にすでに(1)があります。「イ」「オ」のあるタテ列にも、すでに(1)があります。また「ア」のマスが含まれるヨコ列では、すでにいちばん左に(1)が入っています。よって、上段右のボックスでは、「エ」にしか(1)は入りません。 
隣の上段中央ボックスにも(1)は入っていません。「エ」に1が入ったことで、同様の解き筋で「キ」のマスに(1)が入ります。
ひとつ数字が入ると、それが次のヒントになることはよくあります。
どの数字も全ブロックに一つずつ入れば、おしまいとなります。

STEP②

(1)の後は(8)、(4)、(9)の順番にそれぞれ全部の数字を入ります。その後
この段階でわかるところまで(3)を入れたのが、上の途中経過です。
上段右のボックスは残り1マスになっています。まだ入っていない数字が入るので、「サ」には(6)が入ります。「サ」に6が入ると上から2段目のヨコ列の残りマスは「シ」だけとなり「シ」には(7)が入ります。

この本に掲載されている問題は全部、ここまで説明した解き方だけで解けます。

解答

いかがでしょう?
解答通りになりましたでしょうか?

1か所だけをずっと考えるのではなく、あちこちを見てみるのも数解を解くコツです。
もし間違っていることに気がついたら、間違えたところまで戻ることはとても難しいです。
あきらめて最初から解き直しましょう。

サポート情報はありません。ご不明な点がございましたら、こちらからお問い合わせください。

著者紹介

著者・パズルスタジオ わさび

パズルは、作る人のためのものではなく、解く人のためのもの』をモットーに、解いて楽しいパズルをひたすら追求するパズル制作集団。 新聞、雑誌、単行本などに多数のパズルを提供してきたタレント揃いのメンバーを擁する。

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