発売日 2016年04月15日(金)

0.2ルクスの魔法の下で

著者名:嶋 志摩(著者) 竹岡美穂(イラスト)

¥590(税別)

ISBN:
978-4-7973-8729-2
サイズ:
文庫
ページ数:
248
付録・付属:
-

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著者紹介

著者・嶋 志摩

イラスト・竹岡美穂

第七回GA文庫大賞《奨励賞》受賞作家。本作がデビュー作。

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  • 自己中心的な登場人物ばかりで、読後には虚しさだけが残る

    1.0
    Amazon カスタマー

    どんな言語でも読むことができてしまう主人公・東圭輔が、自称魔法使いの孫娘・藤倉リザが学校の温室で育てていたマンドラゴラの名前をうっかり言い当ててしまったことから、リザが異世界へ渡るための手伝いをすることになるという学園ファンタジー魔法使いの住む異世界の姫(祖母)と、その世界を救うために[世界の意志]に選ばれ地球から召喚された祖父の血を引くリザは、その外見のせいで学内で浮いており、異世界への移住(逃避)を強く望むそのための魔法陣の作成に必要な道具を取りに祖母の隠れ家に向かったところ、何者かが出入りした痕跡があって道具が紛失しており、時を同じくして、学内で幽霊現象が目撃されるようになり、道具の紛失との関わりを感じた東とリザはその対策に乗り出す、という感じでストーリーが展開されるこのように、「普通なら」話の続きが気になる伏線の張り方やストーリー構成は悪くないのだが、人物造形が皆おかしく、全てを台無しにしている作者には「頭の良さそうなキャラに変態行為や欲に走った行為やおかしな失敗をさせれば笑いが取れる」という奇妙なこだわりが随所に感じられ、話の区切りごとにそれが発揮されるため、「通常は」話が引き締まって先が気になっていくところが、逆に萎えてどんどんどうでもよくなっていく登場人物が全て自己中心的なキャラクターばかりで全く感情移入できず、話がどう転んでも誰の応援もしようという気になれないのも痛い最後は微妙にほろ苦くもそれなりのハッピーエンドで終わっているはずなのに、心底どうでもよく感じてしまうのもそれが原因なのだろうと思う読後には虚しさが残るだけで、お勧めできないイラストは良かったので、竹岡美穂さんのイラストが好きな人なら評価を★2にしても良いのかもしれない

  • 世界や雰囲気を自ら潰しているよう レビュー対象商品: 0.2ルクスの魔法の下で (GA文庫) (文庫)

    ポロロッカ

    魔法の世界や王族の血筋と,序盤の様子から落ち着いたファンタジなのかと思いきや,言い回しをはじめとし,桃色パンツがどうこうなどいかにもラノベといった面も目立ち,どうにも作風の振れ幅というのか,作品の目指すところが見えずに戸惑いを覚えがちです.終盤まで引っ張るある騒動にしても,元々の軸であるはずの魔法と絡めておきながら,その結末にはこれまたガッカリで,用意した世界や設定を自ら壊してしまっている印象.また,思わせぶりな内容を挟み,『裏』の流れを意識させる話運びは悪くないものの,話の外側に居る人物の目的や,さらには結末までもが早いうちから見えてしまっており,その人物の物語への『合流』も含めて,真相は安っぽくて唐突,強引に感じてしまいます.語り部の少年が持つ特殊な能力も,まさにこの話のためだけにある都合のいいもので,きっかけも裏付けも何もなく,そういうものとして当たり前に進むことには違和感が….彼が悔やむ『裏切り』も,同じく『世界の意思』という便利な言葉で片付けられてしまい,人と人,加えて物語の幕引きとしても,『後始末』はきちんと見せてほしかったところです.

すべての3レビューを表示

  • まりも

    異界で魔法使いだった祖母に憧れる女子高生リザと、どんな文字でも読解できる異能を持つ少年圭輔の出会いから始まる物語。引っかかる部分もありましたが、トータルで考えると中々面白かったと思います。キャラクター、展開ともに新人さんとしては非常に良く出来ていたし、用意されていた結末も意外性があったりしたので楽しく読む事が出来ました。ハッピーエンドとは言い切れないけど、この作品に相応しい結末だったと思う。竹岡さんのイラストがある事で、物語の雰囲気が更に魅力的に映るのも良いですね。次回作が出たら読もうかな。 続きを読む

  • Yobata

    問題児とされる園芸部の藤倉リザが栽培してる植物の調査を命じられた東圭輔。彼女が育てていたのはなんとマンドラゴラで圭輔は魔法で書かれた文字を読み解いてしまい、リザに付きまとわれることに。魔法世界への扉を作ることを協力させられた圭輔は…。7回GA大賞作,学園ミステリファンタジー。主人公の圭輔にリザが両方ともクール冷静なので、会話など淡々と進んでいるように見えて、祖母や自動人形などのファンタジーを加えたミステリが最後にしっかり集約し,生徒会長の奇行などコメディ部分もあり、しっかり構成が出来てた話だったね。→ 続きを読む

  • よっち

    異界で魔法使いだった祖母に憧れる女子高生リザと、どんな文字でも読解できる異能を持つ圭輔が出会い、異界に渡る方法を模索する彼女を手伝うことになる物語。お転婆だけれどどこか憎めない性格のリザに圭輔が振り回される構図に変化をもたらした、学校に出没する祖母のペンダントを持つ謎の少女の存在。リザを不幸にすると言われた圭輔と二人で切り開いた異界への扉。運命によって導かれたその顛末は意外なものでしたが、でもきっとこれで良かったんだよねと思える満足感がありました。竹岡美穂さんのイラストも雰囲気によく合っていたと思います。 続きを読む

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