発売日 2018年03月15日(木)

ゴブリンスレイヤー外伝:イヤーワン

著者名:蝸牛くも(著者) 足立慎吾(イラスト)

¥600(税別)

ISBN:
978-4-7973-9041-4
サイズ:
文庫
ページ数:
288
付録・付属:
-

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著者紹介

著者・蝸牛くも

イラスト・足立慎吾

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  • 外伝なのか、これが本来の旅立ちの書なのか

    5.0
    けんけん

    8巻まで読んだところでここに戻ったのはやや遅すぎましたね。ネタバレになるから書けないけれど、本編で突然出てくるあの人がどこから湧いて出てきたのかとはずっと思っていたので、ああ、こんな風に出てきたのか、と思えるだけの内容だったのはとても良かったです。非才なる我が身の全力を持って、とは私を含む世の中ほとんど全ての人にとって当てはまる、非常事態における心構えではあるのですが、近頃は現実逃避なのか、どこにでもいそうな風貌だけど能力はすごくてモテまくるというキャラクターが世の中に席巻しすぎてて、とてもつまらないですよね。テレビにもそういう人出てくるけど、見てみたら凡人そのもの、とか。足掻いている人間って実は、凡人の方が少ないと思うんですよ。才能ナシと才能アリって紙一重であり、それを分けているのは冒険心からくる挑戦だけではないのか、と。だからこそ心も体も折れてはいけない。この二つのどちらかが砕けると、ゲームオーバーになってしまう。この物語は、まだその挑戦の段階にすら行かないところでもがき続けている主人公のお話です。でも、挑戦まで行かない間に、指の間から零れ落ちるものを必死になって掬おうとするその姿は、現実で起こる悲惨を目の前にした人間の姿そのもののように見えます。いや、実際そうなのでしょうね。すごい必殺技もない、伝説の武器もない、能力も人間そのもの。それでも目の前に後回しにしていては対処できそうでできない問題が毎日のように湧き上がる。これって、現実の生活そのものじゃないか、とも思うのです。戦う気力が湧いてくる、ポジティブな作品だと思います。できれば本編の方から早いうちにこちらに積極的に誘導してくれれば……ん?ひょっとしてあとがきに書いてあった?読まないからなあ……俺が悪いんだろうなw死なない雑魚はそれなりに神様の出目に愛されている。それは偶然か、必然か。まさに神のみぞ知る。

  • 5.0
    shimauma

    ちょいちょい心が苦しくなるお話です。ゴブリンスレイヤーの1年目。彼や彼女やあの人やあの娘が5年前邂逅していたなんて……やれやれ。イラストがまさかの足立慎吾さん。アニメをやっていただきたかった!!

  • ゴブリンスレイヤーと牧場関係者の奇妙な関係性と牛飼娘というキャラクターの役割

    4.0
    テレタイプライター

    牛飼娘はゴブスレさん同様ゴブリンによって日常と未来を奪われたキャラクターでこの時点では伯父さんとすらまともな会話もできず牧場に引きこもり、その牧場にすら馴染めず伯父さんの事を家族とも牧場を家とも思っていませんでした。そこにゴブスレさんが現れ彼のおかげで牛飼娘は色々な物を取り戻していきます、正常に近い感情伯父さんとの家族関係、そして家。その後本編で女神官や受付嬢や妖精弓手などの友人が出来ます。牛飼娘が取り戻したものは実は全てゴブスレさんによってもたらされたものなのです。牛飼娘とゴブスレさんとの関係性を一言で表すなら心のリハビリパートナー。一見牛飼娘はゴブリンスレイヤーの理解者に見えるのですがその実依存関係。それはゴブスレさんにとっても同じで牛飼娘と牧場という家が無かったら5年の間に恐らく死ぬかマシーンのようになっていたでしょう。牛飼娘にとってゴブスレさんの存在は単純ですしかしややこしいのはゴブスレさんにとって牧場関係者が何者で牧場という場所がなんであるか?ということでゴブスレさんにとって牧場は失った家、牧場関係者は失った家族の疑似的な存在です。姉のために家に残るつもりだった、与えられるだけで姉を結婚させることも出来なかった。だから多額の家賃を払うのです。彼は父親を知らず父性がどんなものかも分からない、分からないから伯父さんにはガチガチの敬語で接するのです。ゴブスレさんがこの関係性の歪みに自ら気が付き何らかの形で決着をつける時は物語の終わり頃なんだろうなぁ…

すべての14レビューを表示

  • よっち

    ゴブリンの襲撃で最愛の姉や村を喪った少年。五年後、辺境の街の冒険者ギルドに訪れた少年はゴブリンを皆殺しにすべく冒険者となって、帰る村をなくしたかつての幼馴染と再会する前日譚的外伝。悔恨を抱えたままだった牛飼娘との再会だけでなく、新人だった頃の受付嬢や槍使い、重戦士たちとの邂逅もあって、ゴブリン相手の戦いの中で経験不足や足りない部分を補いつつ、一人でゴブリンと戦い続けようとする彼の姿は印象的でした。自覚のないまま幼き頃の女神官とも出会っていたりで、仲間たちと邂逅するまでどのような物語があるのか続巻にも期待。 続きを読む

  • まりも

    これは駆け出しの冒険者がゴブリンスレイヤーと呼ばれるようになるまでを描いた物語。白磁等級時代のゴブリンスレイヤー。本編が始まる前の彼は一体どんな戦いを繰り広げていたのか?その答えを外伝として読める日が来るとは改めてこの作品の人気っぷりを実感した。いつ死んでもおかしく無いような綱渡りの戦闘、これを読むとどんな熟練の冒険者も最初はただの素人だった事がよく分かる。牛飼娘の後悔と再会、受付嬢や他の冒険者たちの未熟な時代。そして意外な人物との繋がり。そういったものも楽しめる非常に良い外伝作品でした。 続きを読む

  • むっきゅー

    コブスレさんの冒険者1年目のお話です。初めてのゴブリン退治で色々と試行錯誤し、剣の長さとか鎖帷子・兜・盾などスタイルが固まっていくところが面白い。受付嬢や槍使い、重戦士とみんな同期なんだねー。女神官にも会ってたみたいだし。でもメインは、牛飼い娘とゴブスレさんの再開の場面です。いい話でした。 続きを読む

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