発売日 2018年08月10日(金)

りゅうおうのおしごと!9

著者名:白鳥士郎(著者) しらび(イラスト)

¥630(税別)

ISBN:
978-4-7973-9627-0
サイズ:
文庫
ページ数:
352
付録・付属:
-

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著者紹介

著者・白鳥士郎

イラスト・しらび

白鳥士郎(しらとりしろう)
GA文庫より『らじかるエレメンツ』でデビュー。
代表作として『のうりん』シリーズ(GA文庫)など

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  • 最新巻にして最高の物語&姉弟子の今後が心配

    5.0
    琥珀

    このシリーズでは5巻の名人戦のお話が最も熱く、実質的な最終巻という出来でした。9巻はその5巻に匹敵する熱さとともに、これからも続く物語としての骨組みを持った作品としてベストと言っても良いお話になったと思います。一体何回泣き所があるのかというくらい、感動でこれほど泣かされたのはやはり5巻以来でした。これまでそれほどスポットがあたっていなかった天衣のメイン巻ということもあって、彼女の弱さと成長が描かれているのは当然なのですが、あい、桂香さんにも新たな物語が生まれていく起点となっていて、次巻以降の展開が楽しみになる点でも素晴らしかったです。ただ、姉弟子ファンとしては、彼女の置かれた環境のあまりの過酷さ、そして天衣が今回得た『強さ』に全く逆行していく様に不安感しかありません…。願わくば姉弟子にも今回の天衣と同じような救いの物語が早く訪れることを祈っています。

  • 5.0
    寂羅漢

    前巻の使い回しというか再利用にはちょっとげんなりしましたが…いや、良かった。これはもう、ライトノベルの枠を超えて、史上最高の将棋小説になってしまうんじゃなかろうか。もう一人のあい、夜叉神天衣にスポットがあたった9巻です。いい具合に天衣の立ち位置が定まった感があります。…ところで、今回面白いなと思ったのは空銀子の二面性です。空銀子は、女流の世界ではあの「名人」をも超える絶対王者。公式戦無敗という、規格外の強さを持っています。でも、プロ棋士の世界では、若手有望株の奨励会三段とはいえ、周囲のライバル達に戦々恐々としてもいる。この銀子の微妙な立ち位置が、あいと天衣の成長によって今後どうなっていくのかが気になります。今回は跳ね返されましたが、この2人が棋力を上げていく事によって、銀子のポジションがより微妙な、というかある意味ではあい達の「かませ犬」みたいな存在になってしまうんじゃないでしょうか。何せあいは、銀子が「将棋星人」と呼んだ八一竜王を、紙一重で詰ましに来るほどの恐ろしい才能を持っていますから。潜在的な能力でいうと、銀子と相当な差がありますよね。バトル漫画でありがちな強さの「混線」問題が起きない事を願います。

  • 天衣もか??

    5.0
    sayuki

     今回は天衣、天ちゃんの初タイトル戦、相手は姉弟子、銀子ちゃんです。浪速の白雪姫と神戸のシンデレラの実は初手合いです。前巻がまぁあれだったので今回は力作です。それでも10歳の女の子には過酷なタイトル戦になってしまいました。まだまだ、空女流2冠(奨励会3段)には・・・・・だったとは思います。が、今後に期待できます、あいちゃんも刺激受けていますが、〇〇宣言受けてそのショックが大きいようですが・・・・今後、この経験で天衣が相当強くなる予感、あいちゃんも追いかけていくでしょう。どちらが先にタイトル取るのか?空女流2冠に初めて女流棋士として勝つのはどっちか??その前におそらく八一の2つ目のタイトル戦があるような気がしますが・・・・ただ、1点だけ。チェスは引き分けが多く将棋はそれはありません。それは色を変える等で味方と敵を区別しているのですが将棋は色で区別せず5角形の駒で味方と敵の違いはありません。これが取った駒を打てるという将棋の醍醐味を生んでいます。そのため複雑で引き分けは基本的になかなかありません。だからこそ、熱戦を描くには引き分け再勝負を演出したくなるのもわかりますが、なかなか考えた手でなるほどと思うところもありますし悪いわけではありませんけれど、タイトル戦ではこればかり・・今回も重要な勝負の分れ目になっています。千日手ばかりでは、それ以外ないのか?次回もこれでは困るのですが・・・・・

すべての51レビューを表示

  • 海猫

    浪速の白雪姫VS神戸のシンデレラの対決を描く9巻ではあるが実質、夜叉神天衣のメインの巻。パートごとに語り手を変えて内容を膨らませる手法は効果的で今回も読ませる。また、9巻にもなるとキャラたちが立ってきて、ちょっとしたリアクションや言動から厚みが伝わってくる。王道のライトノベルでありながら、ライトノベルという枠を超えて読まれるべきシリーズ。過酷な試練に追い込まれながらも何かを得る天衣と対照的に、孤独に耐えて凛と立つ空銀子の有り様も不穏。先への興味がまだまだ尽きてないということで、次巻をまた待つ。 続きを読む

  • スズ

    両親の墓前で勝利を誓い、伯母弟子である銀子との女王タイトル戦に挑む天衣。だが、対局中のミスを機に天衣の将棋の冴えは鈍り、八一はある人達へ相談と報告をする事にするが…。読めば読む程胸を熱く焦がし、瞳に熱を帯びさせるこの作品は本当に素晴らしい。八一や両親からの温かな贈り物と自分の中にあった本当の気持ちに気付いた天衣が、これからも大切な人達と前へ前へ進んでいく姿をこれからも見届けたい。盤前で孤独に戦う棋士ですが、その背中は沢山の人達の想いで支えられている事を切に感じました。誰かの為に強くなれる人間は本当に強い。 続きを読む

  • まりも

    無敗の女王・銀子に挑む天衣の成長を描いたシリーズ第9弾。待ちに待った天ちゃん回。それは正真正銘天ちゃんの為だけにある1冊だった。棋士として、1人の女の子としての成長。天ちゃんから迸る圧倒的な熱量と可愛さにやられること間違いなし。感動の人間ドラマと手に汗握る対局。この二つを読みたいが為に、この作品を読んでるんだなと再認識できた。そして感動の物語の裏で、真の主人公となりつつある銀子。彼女の生き様もまた強烈で、いつか折れてしまうんじゃないかとヒヤヒヤしてしまう。こんなにも先の展開が気になる作品って中々ないよな。 続きを読む

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