発売日 2019年01月24日(木)

天下一蹴 今川氏真無用剣

著者名:蝸牛くも(著者) 伊藤悠(イラスト)

¥1,200(税別)

ISBN:
978-4-7973-9813-7
サイズ:
B6
ページ数:
280
付録・付属:
-

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著者紹介

著者・蝸牛くも

イラスト・伊藤悠

ライトノベル作家。
代表作「ゴブリンスレイヤー」(シリーズ累計300万部)にてデビュー。
本作は、GA文庫大賞の最終選考作を改稿したものです。

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  • 小説賞応募作は、1巻に詰め込みすぎるからつまらなくなる

    1.0
    みょんみょんみょん

    今川氏真と彼の奥方(早川殿)を主人公に据えた伝奇チャンバラ活劇。桶狭間の戦いから20年経っているよね……あんたら、設定年齢はいくつなんだ?昔馴染みの徳川家康の依頼で京へ向かうことになった今川夫婦が、行く先々で襲いかかる甲賀金烏衆の忍者を相手にバトルを展開、というのが基本的なプロット。杉谷善住坊はいいとして、草深甚四郎も土屋貞綱も特に説明もなく甲賀忍者です。黒幕となる黒式尉の正体はそんなびっくり!という設定でしたが、それまでは白土三平先生の忍者漫画や『るろうに剣心』のびっくり武芸レベルだったところに突然朝鮮妖術師が登場しちゃったみたいなインフレ状態のラスボス戦になっています。味方枠で新陰流の疋田虎伯も登場しますが、荒山徹先生の某長編で同門の神後伊豆がもっともらしい説明をつけてイタリア人剣士だったのとは異なり、こちらは特に説明もなく美貌の女武芸者であります。あんた、設定年齢は(略)。随所に歴史ネタは出てきますが、特に説明がなくて??? もとから予備知識がある読者か、雰囲気作りだと割り切って読み流せる読者でないとつっかえるかも。その他、「死して屍拾うものなし」とか「忍びが天下を取る」とか、どこかで見たようなフレーズがちらほら。本作の今川氏真は飄々として捉えどころのない自由人……と思いきや、立場に悩みもすれば自らの才能の欠如も自覚している常識人的なキャラクター。個人的には高木彬光先生の短編『乞食志願』で描かれた氏真が印象深いです。

  • 4.0

    主人公は、他の作品でアホキャラや無能キャラとして描かれる今川氏真。しかし、本作の彼はあえて無用者を演じている強者です。何せ彼は、徳川家康が唯一恐れた男です。妻の蔵春ともどもの活躍にご期待ください。そして、敵の甲賀金烏衆には、織田信長を狙撃した杉谷善住坊や、最強の剣豪・塚原ト伝と引き分けになったという草深甚四郎、今川を裏切った海賊・土屋貞綱などが登場します。

  • 有名どころからマイナーな所まで、歴史上に実在した人物が登場します

    5.0
    白米(しろこめ)

すべての4レビューを表示

  • 海猫

    表紙から和風ファンタジーのノリかと思って読んでみたら、けっこうガチの時代伝奇ロマン。それでも人物描写や作品のトーンは軽くてライトノベルのノリ。ただ、文章がちょっとどっちつかずな感じがする。バトルが連発するのに、いまいち痛快じゃないのはそのへんに原因がある気がした。まあ個々の闘いは楽しめるんだけど。あと時代小説としては手堅いが、ライトノベル的な飛躍がもっとあっても良かったように思う。あとイラストが表紙と扉絵だけじゃなくて本文中にも挿入して、場面を盛り上げてほしかったね。 続きを読む

  • サケ太

    痛快!剣術時代小説!国を滅ぼした無能、無用者として扱われる今川氏真。妻の蔵春とももに、“天下人の太刀”を運ぶ道中。襲い掛かってくるのは忍たち。その術や正体は面白い。そうきたか!と膝を打ってしまう。連作短編と言った形式で、それぞれの敵との対決が主眼に置かれている。時代小説になじみがなくとも、軽快で読みやすい。これを期に時代小説の世界に入ってもらう方が増えること、ラノベに歴史ものが増えることを切に願う。 続きを読む

  • nawade

    ★★★☆☆ GA文庫大賞最終選考まで残った幻のデビュー作が書籍化。信長に刀を届ける密命を受けて京に向かう氏真を襲う甲賀金烏衆、対して剣聖・塚原卜伝直伝の剣で迎え撃つ剣戟エンタテインメント小説。世間では今川義元の息子でありながら今川家を滅ぼした暗愚と評される氏真にスポットをあてた意欲作。冷徹であることを求められる大名としての才は無かったかもしれないが、個人としては剣術に優れ、和歌を愛し、蹴鞠の腕は天下一の多才で戦国時代を自由に飄々と生き抜いた愛すべき漢という別の側面が見えてくる。 続きを読む

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