わかりやすさに自信アリ!

本書は、これからはじめてiPhoneアプリ開発を学ぼうとしている人にとって少しでも役立つ本であるために、「誰一人、絶対に挫折しない」を命題に、とことんこだわって、とにかく丁寧に解説しています。自信がない人、大歓迎です。ぜひ本書を最後まで読み進めてください!
【対象読者】
本書の対象読者は、プログラミング経験はまったくないけれど、iPhoneアプリを作ってみたい!と思っている人です。この想いがあれば必ず読み切れます。
知識は必要になった時に教わってはじめて身に付く

iPhoneアプリ開発がどのようなものかまったく知らない状態で、突然「変数とは」、「クロージャとは」と解説されても、なかなか身に付きません。そこで本書では先に実習を行い、実際に簡単なアプリを作っていただきます。そして、その経験を踏まえたうえでそのアプリ開発に関連する技術や知識を丁寧に解説します。「まず作って、後から説明を読む」という順序であれば、より強い興味を持って学習を進めることができると思います。
「なぜ」をとことん説明する

本書では何らかの技術や機能について解説をする際に、必ず「なぜその技術・機能が存在するのか」という理由も説明しています。iPhoneアプリを開発するためには、プログラミング言語「Swift」の文法を学ぶ必要がありますが、その際、明確な理由がわからないまま、機械的に文法やルールを学習するのはとても苦痛です。また併せて、本書では新しい技術・情報を習得することによって得ることができるメリットなども必要に応じて記載しています。
地図アプリを作ってみよう!

〇概要
画面上に世界地図を表示する「地図アプリ」を制作します。マウスを操作することで地図を拡大・縮小することができます。
〇難易度
★☆☆☆☆
〇主なフレームワーク/クラス
・MapKit.framework
参照 フレームワーク:p.181
参照 クラス:p.130
SNSアプリを作ってみよう!

〇概要
TwitterやFacebookなどのSNS(Social Network Service)と連携するSNSアプリを制作します。
〇難易度
★★★☆☆
〇主なフレームワーク/クラス
・UIActivityViewControllerクラス
カメラアプリを作ってみよう!

〇概要
iPhone本体に標準搭載されているカメラ機能をiPhoneアプリ側から操作する「カメラアプリ」を制作します。ここで制作するアプリはとてもシンプルなものですが、iPhone本体の機器・機能とiPhoneアプリを連携させる方法の1つを習得できます。
〇難易度
★★★★☆
〇主なフレームワーク/クラス
・UIImagePickerControllerクラス
省略なしの丁寧な手順

本書ではiPhoneアプリ開発の手順をひとつひとつ丁寧に解説しています。習うより慣れろ、という言葉があるように、実際に簡単なアプリを作ることはとても大切です。ぜひ、手順を追って実際に動作を確認してみてください。操作のコツやポイントなどは「Tips」で補足されています。
便利なまとめの掲載

各Chapterの終わりには「まとめ」を掲載しています。復習や確認に活用頂けます。
多様な練習問題

本書では、小さな成果物を積み重ねていくことで達成感を感じてもらうために、たくさんの実習と練習問題を用意しています。そのため、本書をただ読むだけではなく、ぜひ本の横にMacを置いて、実際にキーボードを叩いてください。実際に手を動かすのは面倒かもしれませんが、取り上げる内容はアプリ開発に必要となる知識だけです。最短距離でiPhoneアプリ開発の全容を体感することができます。