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[Si新書]英語の瞬発力をつける9マス英作文トレーニング

林一紀:著者

和文英訳では会話の速度についていけない! 英語脳を作る9マストレーニング

これまでの英会話学習法には致命的欠陥がありました。英会話に挑戦したことのある日本人の誰もが、「頭の中で翻訳してからでないと、英語を話せない」という翻訳癖に悩んだ経験があるでしょう。「この癖を直さない限り英会話なんて所詮無理だ」と感じたのではないでしょうか。ところが、「和文英訳式」のテキストで英会話学習をしている限り、「翻訳癖」を克服できません。この「和文英訳式」のスタイルでは翻訳癖を直すどころか、勉強すればするほど翻訳癖を強化してしまいます。本書は文型×主語×時制の9マスのパネルを用いることで、日本語を介さず、英語を瞬間的に話せるようにする画期的な科学的トレーニングを解説します。

定価:1,100円(本体1,000円+10%税)

書籍情報

  • 発売日:2018年9月15日(土)
  • ISBN:978-4-7973-9894-6
  • サイズ:新書
  • ページ数:192
  • 付録:-
和文英訳は遅すぎる!

日本語の文を英語の文に翻訳させる英会話入門書は多く存在します。しかし、翻訳癖を身に着けてしまうと、会話のスピードにはついていけなくなってしまいます。日本語を介さずに、思考を英語で組み立てる能力が必要なのです。

英語は出だしの3要素さえ言えればOK!

英語と日本語は語順が大きく違います。そして、英語の文は出だしで「文の種類」「主語」「時制」という大きな要素が含まれています。したがって、出だしさえスムーズに言えれば、意外と英語は話せてしまうものです。

27パターンの出だしを口ぐせに!

本書では3つの要素のみに絞って、トレーニングを行います。要素は「文の種類(肯定文/否定文/疑問文)」・「主語(一人称/二人称/三人称)」・「時制(現在形/過去形/未来形)」です。したがって、文は3×3×3=27パターンだけです。

目安時間は1問3秒!

do文で「肯定文」・「一人称」・「現在形」は? 答えは「I do」 できるだけ早く文を作って、声に出してみよう。3つの要素に意識を向けながら実際に声を出すことを繰り返すうちに、思考から発声までのプロセスが次第に自動化されていきます。

10分×14日間で英語思考が身につきはじめる!

be文で「否定文」・「二人称」・「未来形」ならば? 答えは「You won't be(You will not be)」。3つの要素に意識を向けることが大事。最初はゆっくり考えながら、パズルのように英作文してもOK。1日10分・2週間継続すれば、無意識かつ即座に言えるようになります。

パズル感覚で英語を学び直し!

9マスパネルに慣れてきたら、補語(第2文型)や目的語(第3文型)を用いた文も練習します。中学1年で習う第1文型から始めて、少しずつ難易度を上げていきますので、現役の中学・高校生はもちろん、や英語の学び直しに最適です。「英語は、読めるけど話せない」という方にもオススメです。

著者紹介

林一紀(はやし かずのり)

1954年生まれ。1978年東京大学教養学部基礎科学科卒業、ソニー入社。1993年筑波大学社会人大学院・経営政策科学研究科・修士課程修了。経営学修士。20代の頃、自らの英会話学習を通して「日本人の脳には英語の出だし部を演算処理する回路が存在しない。これさえ解決されれば、日本人の英会話習得は劇的に加速化されるに違いない」と感じて以来、問題意識を持ち続ける。やがて、自らその解決法の探索に着手。9マスの脳トレギアを考案し、メソッドを体系化。特許を取得しスリーキートレーニング(Three Key Training(R))と名付ける。

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