ジン

「俺の平穏な暮らし……いつになったら手に入るんだ……」
数多の大型モンスターを狩り、伝説的なクエストを達成してきたベテラン中年ハンター。
同居人(?)のリュー、スラリンを養っているが、最上級ハンターのおっさんの稼ぎをもってしても食費がかさむことが悩みの種。
二人の喧嘩で家は壊れるわ、ギルドからめんどくさい依頼は舞い込んでくるわで気が休まらない。
不運にも落としたおにぎりを追って、異世界へ繋がる穴に落っこちたことがきっかけとなり異世界でも大暴れすることに!?
アイリ

「なるほど……。ジンさんにとっての龍は小型なんですね……本当に規格外の方です……!」
異世界に行ったジンが出会った第一村人のエルフ。
ジンに出会って以降、何につけても規格外のジンに常に驚きの連続の日々を送っている。
壊滅的に手料理がマズく、どんな食材でどんな料理を作ろうが必ず暗黒物質を生み出してしまう。
リュー

「ジン……おかえり……。早速だけど、ご飯を……所望する……っ!」
『破滅の龍』と呼ばれる伝説上の龍だが、普段は人間形態をとってジンの家に住みついている。
ジンに並々ならぬ好意を抱いており、いつもジンの近くにそっと寄ってくっついている。
少女の外見をしているが、非常に大食いかつ燃費が悪い。
スラリンとの喧嘩でジンの家を破壊してしまうこともしばしば。
スラリン

「リンはねー? もちろん、ジンの隣だよーっ!」
『暴食の王』と呼ばれる伝説上のスライムだが、普段は人間形態をとってジンにべったりと甘えている。
ジンのことが大好きで、ジンの前では自分をよく見せようといつも猫をかぶっているが、リューとの喧嘩ではついつい本性が出てしまう。
リューと同じく燃費が悪く大食いであり、ジンの悩みの種の一つ。
何でも消化してしまうスライム族だが、アイリのマズ飯だけは唯一食べることができない。