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「よく生きて戻って来てくれた…!」

元の世界に戻ったラックを迎えてくれたのは、10歳年を取った勇者エリックと戦士ゴラン。
10年が経つうちに、エリックは王になり、ゴランはギルドのグランドマスターになっていた。
一方、すっかり偉くなったふたりはラックを英雄として称えたり、巨大ラック像を建てたりと大暴走!
「よかったら一緒に行くかい?」

ひたすら戦い続けただけで、別に称えられるようなことは何もしてないと思うラックは、ラックの名を隠し、新たにロックと名乗って、駆け出し冒険者として第二の人生を歩むことに。
早速ギルドに向かった彼は、Fランク冒険者たちとゴブリン退治クエを始めることにしたが、当然それだけで終わることはなく――!?
「貴方はラックさんでありますね?」

ゴブリン退治の際に偶然知りあった狼の少女シアとヴァンパイアを倒したラックは、あまりに強すぎてあっさりその正体をシアに見抜かれてしまう。
さらに、シアから『ヴァンパイアたちがこの世界に害なす動きを見せている』と聞いたラックは、シアやエリック、ゴラン、神鶏さまたちとともに、ヴァンパイアを殲滅すべく立ち上がることを決意する!
ラック・ロック・フランゼン

「――ここは俺に任せて先に行け!!」
元・勇者パーティーの最強魔導士。ずっと魔神王と戦い続けていたらいつの間にか英雄になっていた。
「この巨大な像が英雄ラックだって!? ほ、本物は こんなにかっこよくないんじゃ…?」
「お前は俺のお母さんか!」
「仕方ない。認めよう。俺がラックだ」
シア

「ラックさん、いまあたしはロックさんではなく、 ラックさんに尋ねたでありますよ?」
ヴァンパイア狩りを生業にする狼族の娘。とても素直で、若くしてBランクの腕を持つ実力派の戦士。
「ふへへ…獣人は嗅覚も鋭いでありますからね?」
「少年? ああ、魔族がニワトリを抱えていたのは 気付いていたのでありますよ。てっきり、今日の 夕ご飯かと…」
セルリス・モートン

「わたしのことお姉ちゃんって呼んでいいわよ?」
ゴランの娘で、駆け出しだが実力はBランク相当。ラックを弟と誤解するなど、少し天然なところも?
(――怪しい。怪しいわ)
「ひょっとしてあなたはわたしのお兄さまなの?」
「ロックさん、お願いがあるのだけど…。わたしと一緒にパーティーを組んでくれないかしら?」