発売日 2019年09月13日(金)

処刑少女の生きる道(バージンロード)2 ―ホワイト・アウト―

著者名:佐藤真登(著者) ニリツ(イラスト)

¥610(税別)

ISBN:
978-4-8156-0393-9
サイズ:
文庫
ページ数:
320
付録・付属:
-

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著者紹介

著者・佐藤真登

イラスト・ニリツ

佐藤真登(さとうまと)
「処刑少女の生きる道(バージンロード)」で第11回GA文庫大賞《大賞》を受賞。

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  • なんだかなぁー

    2.0
    Lightning

    今度の物語は新しい霧の世界を旅します。霧の街ロンドンをイメージしたのでしょうか?でもというか、やはりというか……物語は前巻と変わらぬダークな世界を舞台に繰り広げられ、読んでいて、ぞっとするような描写が多々あります。しかし巧みに描かれる文脈は臨場感に溢れ圧巻です。さて、内容としては、とあることが理由で未来が分岐変化、四大人災の一つである霧魔殿が解き放たれます。それに加えて最後の辺りで時間操作のアドバンテージが消え失せるような、敵さんの強力無比な能力が明らかに。えっ⁉︎それってそんなに万能だったのと驚きです。総論の評価としては、「まあまあ」といったところで、構成は巧いものの内容が稚拙です。寡聞ですが、小説は作者の境涯と人格の投影と聞き及んだことがあります。これがもう少し、まともな価値観を根幹に据えた世界を舞台にした小説であるならば、よい物語になったのではないか、そこが残念でなりません。それと気になったことが一つ。短期間での連続刊行の影響でしょうか、物語にやや粗っぽさが目立つ気がします。文章の言い回しが前巻より雑く感じます。些細なことですが、そこも減点ポイントです。はっきり言うならば前巻よりつまらなくなっています。

  • 5.0
    匿名希望*何某

    一巻を読んで「これはすごいのが来た」と思ったが、二巻を読んで「これはもっとすごくなる」と確信した。とにかく世界観がすごい。『塩の剣』『霧魔殿』など、四大人災をはじめとする諸々の設定の奥深さ。それぞれの特性が、作品に様々なテーマを付与するだけでなく、個々が密接に関係し、ストーリーに彩を齎すという良設定。物語も二巻にして運命が軋み始め、世界が何回も時間回帰したアカリも知らぬ方向へ動き出す。また、女性だけで構成されるメインキャラクターたちの織り成す複雑な関係性が魅力的です。今回は神出鬼没な姫騎士アーシュナとメノウの共闘、そして敵であるマノンや万魔殿とアカリ(回帰人格)が対峙するシーンなど、圧倒的な災害を前にした各人の奮闘が熱く心を震わせる……それぞれに見どころがあって濃い内容だった。この作者はとにかく情報提示の仕方が上手い。最初から完全にシリーズものを期してのストーリー構成、それが上手くハマっていて、とにかく続きが気になる。一巻の終わりで、この先、師弟の宿命の対決が待っていることが提示され……この二巻では、その未来に向けての流れがより明確になり、目標への鍵の提示され、新たな敵の暗躍が始まる……。それに加えて、主人公メノウとヒロインのアカリ(回帰人格)、どちらにも明確な目的があり、それを果たすための旅路がただの過程に留まらず、結末に向けてストーリーを盛り上げる燃料として効果を発揮しつつあるのが、なんとなくでも分かるのだ。それがもう、読者の期待感を否応なしに煽ってくる。そう、だから……次巻を買う未来は、一巻を読んだ時からもう既に確定していることだった。

  • 物語の世界が広がった。

    5.0
    Kindleユーザー

    メノウとアカリとの関係が書かれていた1巻からさらに話が、時間も、人の数も広がり話が広がっていきました。前回は強みを持っていると思ったアカリですが、実は思わぬ弱点があることがわかります。また、新キャラのマノンや、〇〇も魅力的です。気になる終わり方だったので、冬の3巻が楽しみです。

すべての8レビューを表示

  • よっち

    古都ガルムをあとにし、港町リベールへと辿りついたメノウとアカリ。かつて南方諸島連合を食らいつくした、四大人災「霧魔殿」があるこの町で、リベール伯の娘・マノンとの出会う第二弾。リベールで暗躍する第四と彼らが扱う魔薬、そして「霧魔殿」によって明かされる四大人災の背景。対峙した霧魔殿はとんでもない強さでしたけど、アーシュナとメノウの共闘、そしてアカリの戦いは見どころで、アカリを想い心境が変化しつつあるメノウの決意とそれを危惧するモモがいて、新たな動きもありここからまた大きく動きそうな今後の展開が楽しみですね。 続きを読む

  • まっさん

    ★★★★☆ 正直前巻からここまで面白くなるとは思ってなかった。やはり今作は他作品と比べても世界観の緻密さが頭2つほど抜けている印象。同じ世界をやり直しているはずのアカリが経験したことのない事態が発生する理由などを合理的に理由づけている手法は流石だと思った。それにしても今巻でアカリとはまた違った不死性を持つキャラクターが登場したけどこの世界よく滅ばずに済んでるな〜(苦笑) 続きを読む

  • タイコンデロガ級 なみき

    霧魔殿、改め「万魔殿」の導力は日本の民謡などを捩ったりする名称になっていて面白いですね。 アカリと対峙した際も、4大人災の一角、「魔」としての年季の違いを感じさせます。 万魔殿は「塩の剣」ならアカリを、「時」を滅ぼせるとメノウに告げますが、果たして…。 今後に拾うであろう伏線としては、アーシュナ殿下のお姉さんの事が気になります。 続きを読む

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