冒険者酒場の料理人
小説家になろう発!
『迷宮料理』で冒険者の舌を唸らせる料理人の、剣戟よりも熱き食材との戦い!
迷宮を中心に成り立つこの街の食事事情は貧相で、冒険者にとって食事は楽しむものではなかった。
現代日本からこの世界に流れ着き酒場の店主となったヨイシは、せめて酒場に来た客にぐらいは旨い飯を食わせてやろうと、迷宮でとれる未知なる食材を研究・調理したオリジナル料理『迷宮料理』を次々開発していく――。
これは、
剣ではなく包丁を、盾ではなく鍋を手に、
魔法のごとき調理法(アイディア)で戦う一人の料理人と、酒場に集う冒険者たちの物語。