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私のことはどうぞお気遣いなく、これまで通りにお過ごしください。

くびのほきょう:著者 / しもうみ:イラスト

さようなら
私は私らしく生きます

公爵令嬢メリッサが10歳の誕生日を迎えた少し後、両親を亡くした同い年の従妹アメリアが公爵家に引き取られた。その日から、アメリアを可愛がり世話を焼く父、兄、祖母の目にメリッサのことは映らない。
そんな中でメリッサとアメリアの魔力の相性が悪く反発し、2人とも怪我をしてしまう。魔力操作が出来るまで離れて過ごすようにと言われたメリッサとアメリア。父はメリッサに「両親を亡くしたばかりで傷心してるアメリアを慮って、メリッサが領地へ行ってくれないか」と言った。
必死の努力で完璧な魔力操作を身につけたメリッサだったが、結局、16歳になり魔力を持つ者の入学が義務となっている魔法学園入学まで王都に呼び戻されることはなかった。
そんなメリッサが、自分を見てくれない人を振り向かせようと努力するよりも、自分を大切にしてくれる人を大事にしたら良いのだと気付き、自分らしく生きていくまでの物語。

定価:1,430円(本体1,300円+10%税)

書籍情報

  • 発売日:2024年6月8日(土)
  • ISBN:978-4-8156-2689-1
  • サイズ:46判
  • ページ数:304
  • 付録:-
  • メリッサ

    冷遇される公爵令嬢
    公爵令嬢で、第二王子の婚約者候補。
    7歳の頃、母が病気で亡くなっている。アメリアが家にきてから、家族に冷遇されるようになった。
    ピアノが大好き。

  • アメリア

    みんなに愛される従姉妹
    両親を亡くし、公爵家に引き取られたメリッサの従姉妹。
    亡くなったメリッサの母と、同じ髪・瞳の色を持ち、公爵家で可愛がられる。

  • ネイト

    領地で出会った少年
    メリッサが領地で出会った少年。
    顔が火傷跡に覆われているため、前髪で隠している。

  • パトリック

    メリッサの兄
    メリッサの兄。
    アメリアが公爵家にきてから、メリッサを冷遇するようになる。

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著者紹介

著者・くびのほきょう

投稿サイト「小説家になろう」「アルファポリス」で活動中。本作でデビュー。

イラスト・しもうみ

ライトノベルのイラストなどで活躍中。『出来損ない令嬢に転生したギャルが見返すために努力した結果、溺愛されてますけど何か文句ある?』(レジーナブックス)を担当。

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