SBクリエイティブ

私の王子様は唯一人

頼爾:著者 / 夏目レモン:イラスト

~本物の王子様などお呼びではない~

私の王子様は、私が決めた、唯一人
本物の王子様なんて要らない

マルグリッド・ベレスフォードにとって「王子様」は唯一人だ。 12歳の時に売られそうになったところを助けてくれたベレスフォード伯爵。40歳も離れていても、顔が怖くても、彼こそがマルグリッドの「王子様」だった。
養女として育てられるも、最愛の伯爵は亡くなってしまう。 爵位を継ぎ、家のために奔走する20歳のマルグリッドに、王命で押し付けられたのは“本物”の王子――第2王子ケンドリックとの結婚だった。
やってきた結婚相手は、元婚約者に裏切られ傷心中の、元気のない王子様。 そんな彼を見て、マルグリッドはぶっ飛んだ提案をする。
仕事中毒で少し価値観のおかしい女伯爵と、出来損ないの第2王子。 すれ違いだらけの結婚の行方は――。

定価:1,430円(本体1,300円+10%税)

書籍情報

  • 発売日:2025年8月10日(日)
  • ISBN:978-4-8156-3702-6
  • サイズ:46判
  • ページ数:320
  • 付録:-
  • 仕事中毒の女伯爵(マルグリッド・ベレスフォード)

    12歳の時に売られそうになっていたところをダミアン・ベレスフォードに養女として引き取られる。仕事中毒で養父至上主義。大体の男は娼館に行けば大丈夫だと思っている節がある。

  • ワンコ系ヒーロー(ケンドリック)

    元第2王子。優秀な兄と比較され続けてきたため自信や自己肯定感は皆無。ベレスフォード伯爵家に王命で婿入りした。マルグリッドには「ケンちゃん」及び「ケンケン」と呼ばれる

  • 私の王子様(ダミアン・ベレスフォード)

    前ベレスフォード伯爵。事業で成功するも、仕事にまい進した結果、家庭は崩壊。気まぐれにマルグリッドを引き取ったが、彼女と接することで最後に家族の幸せを知った。

  • デキる家令(セバスチャン)

    ベレスフォード伯爵家のデキる家令。48歳。仕事ばかりで全く結婚や異性に興味の無いマルグリッドを心配している。

サポート情報はありません。ご不明な点がございましたら、こちらからお問い合わせください。

著者紹介

著者・頼爾

著:頼爾
投稿サイト「小説家になろう」「カクヨム」などで活動中。著書に『さようなら、私の白すぎた結婚 「いい嫁」をやめたら本当の愛が待っているなんて聞いてません』(ベリーズファンタジースイート) などがある。

イラスト・夏目レモン

イラスト:夏目レモン
ライトノベルなどで活躍するイラストレーター。『後宮の検屍女官』(角川文庫)、『鳴かぬ緋鳥の恋唄』(富士見L文庫)などを担当。

関連商品のご案内

もっと見る

試し読み新着お届け

もっと見る