本書内の記載のうち、以下の項目で誤りがありました。
修正内容を提示させていただきますとともに、
ご迷惑をおかけいたしましたことを心よりお詫び申し上げます。
■第5刷
本書ではSSHv2を前提として解説していますが、一部SSHv1の記述が交じっている箇所がありました。以下のとおり訂正させていただきます。
p.373 本文（3）ユーザー認証の下の段落
修正後）
公開鍵認証は、その名のとおり、公開鍵を使用したユーザー認証です。あらかじめ、SSHクライアントは秘密鍵と公開鍵のペアを生成し、SSHサーバーに公開鍵を登録しておきます（次図の①②）。SSHクライアントは、公開鍵や、鍵共有ステップで共有したセッションIDが含まれるデータを秘密鍵でデジタル署名し、SSHサーバーに送信します（次図の③）。SSHサーバーは、受け取った公開鍵が登録されているかを確認し、公開鍵を用いて、デジタル署名を検証します（次図の④）。検証に成功したら、認証成功と判断します（次図の⑤）。
p.374 図6.5.6
正しくは以下の図のようになります。修正後のp.373本文とあわせてご確認ください。
■第4刷
p.127 下から4行目
誤）GRE（Generic Routing Protocol）
正）GRE（Generic Routing Encapsulation）
p.202 図4.5.13
図の下部にあるパケットのIPアドレスとポート番号の変換内容が間違っています。
正しくは以下の図のようになります。
p.213 図4.8.1
図の左側にあるバイトの目盛表示が間違っています。
正しくは以下の図のようになります（赤文字にした部分）。
p.232 UDPデータグラム長の解説
誤）最大値はMTUからIPヘッダーの長さ（20バイト＝160ビット）を引いた値です。
正）最大値は理論上65535バイトです(*1)。
(*1) たとえば、IPv4の場合、パケット長の最大値（65535バイト）の制約を受けるため、そこからIPv4ヘッダーの長さ（20バイト）を引いた65515バイトが実質的な最大値になります。
■第3刷
p.60 上から1行目
誤）100BASE-SR10
正）100GBASE-SR10
p.66 表2.2.1 802.11gの二次変調方式
誤）DSS OFDM
正）DSSS OFDM
p.67 図2.2.1
2.4GHz帯のプロトコルのうち、IEEE802.11bのチャネル幅は22MHzですが、IEEE802.11g、IEEE802.11nのチャネル幅は20MHzです。
本書では古い規格であるIEEE802.11bは除外して解説しているため、図のチャネル幅は20MHzとして描かれることが正しいです。
p.71 中央付近の＊1内
誤）5HGz
正）5GHz
p.71 中央付近の＊2内
誤）5Gz帯のIEEE802.11nのDIFSは16μ秒です。
正）5GHz帯のIEEE802.11nのSIFSは16μ秒です。
p.132 階層構造モデル右側のネットワーク層からトランスポート層に向かう吹き出し
誤）IPパケットを渡す
正）IPペイロードを渡す
p.202 図4.5.14
図中の「2.2.2.2」「3.3.3.3」が描かれる位置が間違っています。
「2.2.2.2」はルーターのアウトサイド側、つまりルーターの左に描かれる必要があります。
「3.3.3.3」はTURNサーバーそのもののIPアドレスであるので、サーバーのアイコンの中心に描かれる必要があります。
p.280 下から5行目
誤）index.html対するリクエスト
正）index.htmlに対するリクエスト
■第2刷
p.83 下から2行目
誤）Universal Administered Address
正）Universally Administered Address
p.185 図4.3.25 A社、B社のルーティングテーブル内のエントリ
誤）192.168.2.0/24 直接接続
正）192.168.12.0/24 直接接続
p.393 下から5行目
誤）HSRP（Hot Standby Routing Protocol）
正）HSRP（Hot Standby Router Protocol）
■第1刷
p.96 「Duration/ID」の3行目
誤）1バイト（8ビット）
正）2バイト（16ビット）
p.145 表4.1.4 「サブネットマスク」列のCIDR表記
誤）上から/8、/16、/24
正）上から/8、/12、/16
p.232 「送信元/宛先ポート番号」の1行目
誤）1バイト（8ビット）
正）2バイト（16ビット）
p.232 「UDPデータグラム長」の2行目
誤）1バイト（8ビット）
正）2バイト（16ビット）
