■サンプルコードのダウンロード
本書の第9章、第10章で紹介したシェル関数やシェルスクリプトの例を、圧縮ファイルにまとめ、ダウンロードできるようにしています。
ご利用システムの日本語文字コードにあわせて、ファイルをダウンロードしてください。コメントが日本語になっています。下記のダウンロードリンクからお願いいたします。
<日本語文字コードがEUCのもの>
ダウンロードshbook.euc.tgz
これはgzipされたtarアーカイブですので、対応ソフトウェアで解凍してください。
日本語文字コードがJISやShift-JISのものは、それぞれ別のダウンロードページを用意しておりますので、そちらからお願いいたします。
上記以外の日本語文字コードをご利用の方は、nkfやiconvなどの文字コード変換ツールや、複数の日本語文字コードに対応したテキストエディタなどを使って、変換してください。
●圧縮ファイルの展開
ダウンロード後は、たとえば下記の手順で展開します(shbook.euc.tgzの場合)。
(1) $ gzip -d shbook.euc.tgz … shbook.euc.tarというファイルができます。 |
(2) $ tar -xvf shbook.euc.tar … サンプルプログラムの入ったshbook.eucディレクトリができます。 |
●ファイルの所有者
上記の手順で圧縮ファイルを展開できますが、シェルスクリプトを実行するためにファイルの所有者と実行権限の設定が必要な場合があります。
まず、ファイルの所有者が違っている場合には、自分のユーザーとグループに変更します。たとえば、次のような手順で行います。
# chown -R user_name shbook.euc # chgrp -R user_group shbook.euc … user_name には実行者のユーザ名、 user_group には実行者の属しているユーザグループ名 を指定します。これらは、idコマンドで確認できます。 |
これは、rootユーザーで実行しなくてはならないため、許可がない場合は管理者に相談してください。管理者に相談できない場合は、新たに別のディレクトリを作成し、全ファイルをそこにcpコマンドでコピーしてもかまいません。
●実行権限
また、スクリプトには実行権限が必要です。 .sh という名前のファイル以外で実行権限フラグが立っているかを確認し、なかったら与えます。たとえば Cat というファイルであれば次のようにします。
$ ls -l Cat -rwxr-xr-x 1 user_name user_group 1608 2/ 4 2003 Cat ↑ このように「x」が付いていればOK。 もし、 -rw–r–r– 1 user_name user_group 1608 2/ 4 2003 Cat のようになっていたら、次のコマンドを実行します。$ chmod +x Cat |
●より詳細な情報は
詳しくは本書(特に、下記の箇所)をご覧ください。
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