正誤情報 『体系的に学ぶ 安全なWebアプリケーションの作り方』
このたびは弊社刊『体系的に学ぶ 安全なWebアプリケーションの作り方』をお買い上げいただきまして誠にありがとうございました。
本文中に以下の誤りがありましたことをお詫びするとともに、訂正させていただきます。
■参考:実習環境のPOP3サーバーに接続できない場合
もし、P.19のメールアカウントの設定を行ってもPOP3サーバーに接続できない場合、仮想マシンから以下のコマンドでDovecotの起動を確認してください。
# /etc/init.d/dovecot start
実行例上図のように[OK]と表示されればDovecotが起動したことになります。再度POP3サーバーの接続を確認してください。
■第13刷発行後に見つかったもの
・P225 図4-85 画面内の入力例
<誤> Bcc: bob@example.com
↓
<正>Bcc: bob@example.jp
・P380 図6-5 「ル」の文字コード
<誤>83 8D
↓
<正>83 8B
・P451 ページ上部の箇条書きの2つ目
<誤>ウイルスが混入している可能制
↓
<正>ウイルスが混入している可能性
■第7刷発行後に見つかったもの
・P63 コラム「X-FRAME-OPTIONS」中のコード
<誤> header(‘X-FRAME-OPTIONS‘, ‘SAMEORIGIN’);
↓
<正> header(‘X-FRAME-OPTIONS: SAMEORIGIN’);
■第4刷発行後に見つかったもの
・P156 1番目の囲みの中 1行目
<誤> if (preg_match(‘#Ahttp://example.jp/45/45-002ch.php#’,
↓
<正> if (preg_match(‘#Ahttp://example.jp/45/45-002.php#’,
・P156 2番目の囲みの中 2行目
<誤>if (preg_match(‘#^http://example.jp#’, @$_SERVER[‘HTTP_REFERER’]
↓
<正>if (preg_match(‘#^http://example.jp#’, @$_SERVER[‘HTTP_REFERER’])
■第3刷発行後に見つかったもの
・P63 コラム「X-FRAME-OPTIONS」中の1つ目の囲みの下
<誤>
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あるいは、meta要素を使って、HTML上にも記述できます。
<meta http-equiv=”X-FRAME-OPTIONS” content=”SAMEORIGIN”>
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↓
<正> 上記を削除する
・P64 本文 下から6行目
<誤>
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この際、サイトBに置かれたJavaScriptを取得するリクエストでは、サイトBに対するクッキーが送信されます。そのため、利用者のサイトBでのログイン状態によって、サイトBに置かれたJavaScriptのソースコードが変化し、その変化がサイトAに影響を与える場合があります。この性質を積極的に利用したのがJSONP(JSON with padding)という手法です。JSONPは、Ajaxアプリケーションから同一生成元でないサーバー上のデータにアクセスする手法として利用されます。
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↓
<正>
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この際、サイトBに置かれたJavaScriptを取得するリクエストでは、サイトBに対するクッキーが送信されます。そのため、利用者のサイトBでのログイン状態によって、サイトBに置かれたJavaScriptのソースコードが変化し、その変化がサイトAに影響を与える場合があります。
この状況は、JSONP(JSON with padding)という手法で起こることがあります。JSONPは、Ajaxアプリケーションから同一生成元でないサーバー上のデータにアクセスする手法として利用されますが、認証状態によりJavaScriptのソース(JSONPのデータ)が変化すると、意図しない形で情報が漏洩する可能性があり危険です。JSONPでは公開情報のみを提供するようにするべきです。
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■第1刷発行後に見つかったもの
・P134 表4-11 PostgreSQLのバージョンの誤り
<誤> 9.2
↓
<正> 9.0.2
・P165 下から3行目の見出しを修正
<誤>RefererによりセッションIDが漏洩する条件
↓
<正>セッションIDがURL埋め込みになる条件
※本文の内容と合うように見出しを修正しました。
■更新履歴
2017.8.1 第13刷発行後に見つかったものを掲載しました
2017.3.31 第13刷発行後に見つかったものを掲載しました
2013.7.8 第7刷発行後に見つかったものを掲載しました
2011.12.19 実習環境のPOP3サーバーに接続できない場合の参考情報を掲載しました
2011.9.13 第3刷発行後、第4刷発行後に見つかったものを掲載しました
2011.3.23 初出