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正誤情報

【正誤情報】『C言語による スーパーLinuxプログラミング』

2011.06.10
対象書籍
C言語による スーパーLinuxプログラミング

■p.4の11~19行目の記述に関し
 以下の内容に誤りがありました。お詫びして、訂正いたします。

 

●修正前
 先に述べたノイマン型コンピュータの説明で……
…………
…………
…………
 ……一般的に「高級言語」とされます。

 

●修正後
 先に述べたノイマン型コンピュータの説明で「命令」と呼んでいたプログラムの断片は、通常「機械語」と呼ばれます。機械語とはCPUが直接解釈するコード列のことです。言語によっては仮想マシンと呼ばれるエミュレータがCPUの上位層として配置される場合もあります。このようなハードウェア寄りのプログラミング言語を「低級言語」と呼びます。
 一方、アルゴリズムをいかに抽象的に記述できるかに力点が置かれているプログラミング言語が、「高級言語」です。各種のスクリプト言語や4GL(第四世代言語)と呼ばれるプログラミング言語は一般的に「高級言語」とされます。先に述べたように、Cはメモリ上のデータをイメージしながら記述されることを想定した言語であり、「低級言語に近い高級言語」の範疇に分類されます。

 

●修正内容について
 Cは、Javaなどと比較したときに「低級言語」と呼ばれることがありますが、正確には「高級言語」として定義されます。ただし本書で解説したような性質から、高級言語のなかでも低級言語に非常に近い言語であると位置付けられています。

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