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音源の使い方
スピーカーを選ぶときに便利な音源です。下記の各ボタンをクリックすると、それぞれの音源をダウンロードできます。


↑ライブなどでドラムを正面から見ると図のようになります。これがいわゆる基本的な「ドラムセット」です。

事前の知識
一般的にいう「ドラム」は、もともと複数の演奏者が担当していた複数の打楽器を1人でたたけるようにしたものです。従って、さまざまな楽器(=パート)に分かれています。ですからドラムは「ドラムセット」と呼ばれることもあります。
ドラムセットは主に皮を貼った「太鼓楽器」系のパートと、金属でできた「金属楽器」系のパートに分かれます。ドラムセットは左右の配置が逆だったり、もっとパートの数が多い演奏者もたくさんいますが、本書はドラム講座ではありませんから、そこを理解する必要はありません。
重要なのは、パートによって周波数が異なり、低周波から高周波まで一度に再生できるため、周波数分析しやすい点です。周波数分析する際、さしあたって覚えておくべきドラムパートは以下の通りです。

※各データはすべて16bit/48kHzのWAV(非圧縮)フォーマットです。

ドラム
◆バスドラムまたはキックのソロパート
写真でいちばん大きく、横倒しになっている太鼓です。通常いちばん低い周波数を担当します。ポピュラー音楽では強拍中心に担当することが多く、低域を確認するのに適しています。
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◆スネアドラムのソロパート
写真では奥に引っ込んで写っていますが、こちらもたいへん重要な太鼓です。通常は中域を中心に担当することが多く、ポピュラー音楽では主に弱拍で利用されることが多いです。
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◆ハイハットのソロパート
写真では右中段くらいの「金色のお皿」を重ねたような金属楽器です。小さめの大きさで、高域を中心に担当します。ポピュラーでは主にリズムを刻む用途で使用されます。
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◆ドラムのみ全パート(同時再生)
上記の全パートをまとめて同時再生したものです。
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参考:ドラムセットのその他のパート
◆シンバル
上段の2枚のハイハットに似た金属楽器です。こちらも高域を中心に担当しますが、ポピュラー音楽ではアクセントとしてときどきたたかれることが多いです。向かって左側のシンバルは、ハイハットの替わりにビートを刻むため使われることもあります。

◆タム
バスドラムの上に乗っている太鼓と向かって左側の太鼓を、ひとまとめにして「タム」と呼びます。大きさが違うことからわかるとおり音程も異なります。太鼓楽器ですが、金属楽器のシンバルと同様、アクセントに使われることが多いです。

良いスピーカーがまだ手元にない場合は、いちばん性能が高いヘッドフォンかイヤフォンを使用して「それぞれのソロパートだけを再生しているデータ」と「全パートを同時再生しているデータ」をくり返し聴いてください。
なお、収録データはすべて生ドラムを録音したのと同じ状態で1人で一度に演奏しているため、スネアの音にハイハットの音が漏れていたりしますが、まずは各パートの音を聴いて「このくらいの高さか」と理解してください。以下を何となく理解できれば良いでしょう。

バスドラム=主に低域を担当
スネアドラム=主に中域を担当
ハイハット(とシンバル)=主に高域を担当

なんとなく理解できたら、上記の「ドラムのみ全パート」(同時再生)の音源を使用して、スピーカーの比較試聴を行ってください。上記音源のソロパートは、「低周波を中心に担当しているバスドラム、中周波を中心に担当しているスネア、高周波を中心に担当しているハイハットとは、どの音のことを言っているのか」を理解していただくための参考資料です。

パーカッション
上記音源のオリジナルには、ドラムに加えてパーカッションも加えられています。そのパーカッションパートだけを抜き出すと以下のようになります。
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さらに「何がどの楽器なのか」を知りたい方は以下をお聴きください。
この録音で使用されているパーカッションは、

◆ギロ
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◆シェーカー
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◆フィンガースナップ(いわゆる指パッチン)
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です。
最後にドラムにパーカッションを加えた場合の全パートを掲載しておきます。こちらの音源の方が「スピーカーの比較試聴により良い」と感じたらご利用ください。
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ドラム+ハンドクラップ+ベース
「ドラム演奏者以外が演奏」するパーカッション類の中で、ハンドクラップ(拍手)は特に周波数分析に適しており、「プレゼンスの強弱」を判断するのに非常に適していることが多いです。以下はハンドクラップ単体の音源を収録しています。

ハンドクラップ(拍手)ソロパート
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また、低音楽器としての「エレクトリックベースパート」はこちらです。

エレクトリックベースパート
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バスドラムと同様にポピュラー音楽の骨格である低周波を主に担当する楽器です。他の曲でもベースパートがなんとなくわかるようになればしめたものです。まずはこちらを聴いて、担当する音域を覚えてください。

最後に「ドラムのみ全パート」と「ドラム+ハンドクラップ+ベースをすべて同時に演奏」したデータを掲載しておきます。

ドラムのみ全パート
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ドラム+ハンドクラップ+ベース
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ドラムが鳴っていてもベースの音を聞き分けられればOKです。この音源が本書と併せて皆さんのオーディオ選びのお役に立つよう願っています。

※特典はWeb上で公開するものであり、CD・DVDなどをお送りするものではありません。
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